「 2008年03月 」 の記事一覧
2008.03.30 Sun
購入予定の4月新刊
本 ・4/1 シュバルツ・ヘルツ―黒い心臓― 神々の脈拍 vital.A 桑原水菜(コバルト文庫) ・4/1 帝冠の恋 須賀しのぶ(集英社コバルト文庫) ・4/1 コードギアス 反逆のルルーシュ 朱の軌跡 岩佐まもる(角川スニーカー文庫) ・4/1 機動戦士ガンダム00 (1)ソレスタルビーイング 木村暢(角川スニーカー文庫) ・4/1 身代わり伯爵の決闘 清家未森(角川ビーンズ文庫) ・4/19 火の国、風の国物語3 星火燎原 師走トオル(富士見ファンタジア文庫)
マンガ ・4/10 恋する暴君 4 高永ひなこ(GUSHコミックス) ・4/11 ゴーストハント 10 いなだ詩穂(なかよしコミックス) ・4/20 アスタリスク 4 森本秀(いち*ラキコミックス) ・4/23 ピアノの森 15 一色まこと(モーニングKC) ・4/26 生徒会長に忠告 3 門地かおり(ディアプラスコミックス) ・4/下 あつまれ!学園天国 1 つだみきよ(ウィングスコミックス)
『ゴーストハント』…確か1年ぐらい前に出版情報が出たのに延期になったきりでしたが…本当に出るんでしょうか? 疑心暗鬼になってるけど、でも嬉しい!
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2008.03.29 Sat
とらドラ! 1 絶叫・竹宮ゆゆこ
かみあう二人と、かみあわない恋。普通の高校生なのに、目つきがかなり悪いため周りから恐れられてしまう高須竜児。クラスが変わり相変わらず周囲から敬遠されるが、彼の心は喜びでいっぱいだった。なぜなら、片思い中の櫛枝実乃梨も一緒のクラスだったから。しかし、小さくて可愛いのに超凶暴で、周囲から「手乗りタイガー」と恐れられる逢坂大河も一緒のクラスだった。ふとしたことから彼女の秘密を知ってしまった竜児の日常は、妙な方向に進んでいき…?
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電撃文庫から刊行中の『とらドラ!』をコミカライズした作品。 原作が前から気になっていたので、試しに読んでみました。 竜児は大河の親友・実乃梨が好きで、大河は竜児の親友・北村が好き。お互いの片思いを叶えるために、共同戦線を張る…というのが大まかな話。 いやいや、いいラブコメでした。ちょっとしたことで一喜一憂する大河たちの姿は可愛いし、接近しようと頑張るものの空回りする姿は涙を誘います(爆)。ていうか、空回りしてるのってほとんど大河のような…。竜児は大河のことを励ましたりするのに精一杯で、イマイチ実乃梨に近づけてませんもんねー。でもそうやってよく一緒にいるもんだから、関係を周りから誤解されつつあるのがまた涙を誘うんだ…。このままだと肝心の実乃梨たちからも誤解されるんじゃ…(汗)。 私としては、ツンデレだけど実はかなりドジッ子な大河と、お人よしで世話焼きな竜児はお似合いだと思うので、いっそのこと付き合っちゃえばいいのにと思うけど。こういう設定だと、いつしか協力相手のことを好きになるものの、相手が別の人を好きなのが分かってるから口には出せないというのが王道ですが、どうなんでしょうね。 特別編については…やっちゃん可愛いしいい人だけど、こんな人が母親だったら確かに竜児がしっかりせざるを得ないよなあ…。あと高須家のインコちゃん、目が怖いです。 続きが気になるし、大河や竜児が可愛かったので、原作もそのうち読んでみようかと思います。 ところで、私はアニメイト限定版のほうを買ったので表紙が不思議の国のアリスをモチーフにしたのもなんですが、裏表紙にドーンといる美人なハートの女王は誰…? マンガには出てこなかったような…。やっぱり原作読も。
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2008.03.26 Wed
ユーベルブラット 0~6 塩野干支郎次
0(ゼロ)から始まる復讐の物語――。かつて人々が暗黒の軍勢との戦いに明け暮れていた時代、皇帝の命を受けて聖なる槍を授けられた14人の若者が敵を封じるための旅に出た。3人は旅の途中で命を落とし“尊き未帰還者達”と呼ばれた。4人は敵に寝返ってかつての仲間に討たれ、“裏切りの槍”と呼ばれた。そして残る7人は無事に使命を果たして帰還し、“七英雄”と讃えられる――。 それから20年。死んだはずの“裏切りの槍”が辺境で暴れ回る。その前に立ちはだかるのは、黒い剣を持つ謎の少年・ケインツェル。凄腕の剣士である彼は、一体何者なのか? (帯から引用)
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ということで、この物語は 0巻から始まります。おそらく1巻から読んでも話は通じると思いますが、やっぱり0巻から読んだ方が…。その方が話の背景が分かりやすいし、重要人物であるアトとかは0巻ですでに出てきていますからね。 話としては、まさしく「0から始まる復讐の物語」。誇張ではなく本当に全てを奪われた男が、名も変え姿も変えてかつての仲間7人を殺すために旅に出る話。ただこの復讐が一筋縄ではいかないのは、事実を知っているケインツェルたちにとってはかつての仲間は悪だけど、事実を知らない人々にとってはケインツェルたちこそが悪だから。難しいですよねえ…。でもあの過去を見ると、やっぱりケインツェルに肩入れしたくなるんですけど。実際かつての仲間たちは外道に成り果てているのが多いですしね。でもグレンだけはよく分からないんだよなあ…。 当初は血がブシュブシュ飛ぶのはいいにしても、青年向けだからかエロいところが結構あって「うーん…」と思っていたんですが、今は好きです。 この復讐が最終的にどうなるのか気になる。6巻はいいところで終わっているので、さっさと続きを読みたいです。もう出てるはず。
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2008.03.24 Mon
少年伯爵は月夜に目覚める 流星香
認めろ、お前には俺が必要だ――!!死んではならない――。領地の人々を守るため、吸血鬼となりはてた、勝気な美少年伯爵・ベルナルド。 正義のために戦ったはずなのに――。自我さえ奪う強大な力を持てあまし、苦悩する小隊長・レオニール。 そんな彼らに、謎の闇医者は、ある禁忌の契約をもちかけた。 街を脅かす怪物に立ち向かうため、二人が下した選択とは!? 少年伯爵と凄腕軍人の主従が放つ、ヴァンパイア・ファンタジー!! (裏表紙と角川公式サイトから引用)
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生きることを渇望し「求血鬼」となったベルナルドと、力を渇望し「給血鬼」となったレオニールの話1巻。今回は2人がそうなってしまった経緯から主従の契約を交わすまで。 耽美な物語でした。血が足りなくて冷たい体のベルナルド。有り余るほどの血を持ち熱い体のレオニール。この美形2人がお互いの欠点を補うために禁忌の契約を交わすのがメインなわけですから、そうなるのは当然なんですけどね。血を「真紅の蝶」「赤」と表現したりして、文章も耽美な雰囲気にしているのでますます妖しいです。ただ何度も連呼されるとちょっと鬱陶しいかも…。前後の文がほとんど似ているので余計に。 で。話としては… 微妙? 個人的には完全BLよりもニアホモの方が好きなんですけど、どうもツボを掠っていってしまったというか…。つまらないわけではないけど、面白くもない、という印象。多分、メイン2人の関係に萌えられなかったからでしょうねー。ベルナルドがショタっぽい時点でショタ苦手な私的にはアウトなんですが、性格もイマイチ。勝気なところはいいんですが、世間知らずでセルバンティスに何から何まで任せっきりなあたりとかがね…。レオニールとフェルナンドの熱い友情の方が萌えられました。 流先生は『プラパ・ゼータ』シリーズが好きだったので、古本屋にあったこともあり手にとってみたんですが…。古本屋にあったら買ってもいいけど、新刊では買おうとは思わないかなあ…。 でも流先生の作品は久しぶりでしたが、文体は変わっていませんね。あとがきも相変わらずで、ちょっと脱力しました(苦笑)。
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小説:著者名 な行
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2008.03.22 Sat
ニコイチ 4 金田一蓮十郎
女装ライフを巧みにこなす、その男が…女装封印!!(注:一部限定)真琴姉さん、合コン初参戦!! 菜摘が誘われた合コンに一緒に参加することになった真琴姉さん。気合入れて勝負服で登場するも、イケメン君にお持ち帰りされて貞操(?)の大ピーンチ! さらに順調に行き始めたと思っていた菜摘との関係も彼女の女友達や弟の登場によって新たなトラブルの予感!! ついに佳境を迎える真琴の女装ライフ!! (裏表紙と帯から引用)
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マンガの感想って、今年入ってから初めてじゃ…。 基本小説優先なんですが、今月はあまり読めてないのでもうストックがないんですよね(爆)。 亡き恋人の子供を育てるために、家では女装している男の物語もついに4巻。相変わらずコメディな話で、可愛い絵ですw 今回の見せ場はやっぱり菜摘に真琴(女装)=須田(元)とばれるところかな? やっとか…という気分です。須田の方はあまり好かれていないから言い出しにくかったのは分かるんですが、本来なら3巻で「実は男なんです!」とばれた時に言うべきですからねー。 ちょっとした修羅場が待ってるかと思ったんですが、案外あっさり済みましたね。菜摘さん、寛大すぎるぜ。本当に真琴(女装)にべた惚れなんですな。 それでも最初は須田と真琴の方で態度に温度差があったけど、最終的には須田の方でもいい感じになってたから結構順風満帆。 その他にも色々ありましたけど…なんかますます人間関係がカオスなことになってるよ? 同じ人に真琴と須田両方の姿で知り合ってどうすんだか! 読む方としては面白いですが、じわじわと自分で自分の首を絞めてる気がします…。 最後には菜摘に恋愛感情持っているらしい義理の弟にまでとんでもないところ見られてるし、大丈夫なのかこれ。 いいところで終わってるので続きが気になります。いつも引きが上手いなー。 関連記事:『ニコイチ 3』の感想
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2008.03.20 Thu
今夜きみを奪いに参上! ―忘れられた楽園― 響野夏菜
「あんたさ。――好きになってくれない、俺のこと」「盗みに入った屋敷の令嬢の心まで奪う」という謎の盗賊〈空の旅団〉。彼らは特殊な力を持つ喪われた民の末裔だった。同じ民の血を引きながらも、力を隠すよう育てられた王女イリーシェは、旅団の少年エイラーンに誘われ、本当の自分でいるために彼らの一員となった。だがその矢先、謎の力に引き寄せられた飛行艇が密林に墜落してしまい!? 王女と盗賊団のロマンティック・ファンタジー! (カバー折り返しとP256から引用)
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第2巻。 助けを求めて飛行艇を引き摺り下ろして来た何者かの願いを叶えるために、旅団が密林の遺跡を駆け回る話。 今回はイリーシェが頑張るところが目立っていました。とにかく皆に迷惑はかけたくない、自分で何でもできるようになりたいと思っても、今まで王女だったのでそう簡単にうまく行くわけもなく…。途中落ち込んでいましたが、少しずつやっていけばいいと気づいたので大丈夫そうですね。 あと二ナの民が周りからどんな扱いを受けるかを今回はっきりと出てきましたが、あれは本当に酷いですね。「背中を丸めている~」のあたりが余計胸にきました。これを機にイリーシェも〈扉見の巫女〉としての自覚と決意を固めていたのはよかったと思いますが。 恋愛面としては、最後の最後にエイラーンが言っちゃいましたねーw 1巻の時から態度に出まくりだったので時間の問題かなとは思っていましたが、あそこで行動に出るとは。次は初っ端からイリーシェがエイラーンを意識しそうで楽しみです。あと個人的には、アナベラスも参戦してほしいところ。でもまだ恋愛感情はないかな。今回落ち込むイリーシェを励ますところとかよかったので、頑張ってほしいんですが…うーん。 今回関わってきた帝国の人たちはこれからも絡んできそうですね。ロークは学者としての執念でエイラーンたちを追いかけてきそうだし、カーゼイもやられっぱなしで悔しいだろうし。次の目的地が「エンゴア」という時点で、鉢合わせるのは間違いなさそうな予感。 6月発売とのことなので、のんびり待ちます。 関連記事:1巻『今夜きみを奪いに参上! ―紅の宝玉―』の感想
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小説:著者名 は行
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2008.03.17 Mon
コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE-0- ENTRANCE 岩佐まもる
まだこの国が「日本」と呼ばれていた頃、少年たちは出会った――極東の島国。「日本」と呼ばれたこの国は、勢力拡大を図る超大国ブリタニア帝国に追いつめられていた。そこで生きる2人の少年。1人は神聖ブリタニア帝国皇帝の息子でありながら何者かに実母を殺され、妹とともに日本に追いやられた少年ルルーシュ。もう1人はブリタニアの支配に徹底抗戦を唱える首相の息子、枢木スザク。彼らの出会いが世界を巻き込む戦いの前奏曲となる―――。大人気アニメ、ついに小説で登場! (裏表紙と帯から引用)
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2006年のアニメ界の話題をかっさらった『コードギアス 反逆のルルーシュ』のノベライズ第1弾。出てすぐに買っていながら積んでいたんですが、そろそろ第2期が始まるので読みました。 今回はアニメでは少ししか触れられていなかった、ルルーシュとスザクの出会いなどを含めた7年前の出来事がメイン。7年前の世界情勢や枢木首相暗殺の真相などもきちんと書かれています。 一応アニメを見てない人にも分かるように、そしてアニメにも興味を持つように書かれていたと思います。見てない人には所々謎なところもありますが、多少は仕方ないですね。またアニメを見ていた人には、やっぱり7年前のことはかなり気になるところだったのでよかったんじゃないでしょうか。色々謎が解けた感じ。 今回のメインであるルルーシュとスザクの出会い、そして友情にはニヤニヤが止まりませんでした。2人とも――特にスザクは今と性格がかなり違うので新鮮。一人称からして違いますからね。昔は「俺」で、今は「僕」。それに今のスザクじゃ、出会って早々殴りつけるとかあり得ないですから。そう考えると本当に変わったなーとしみじみと思いました。変わらざるを得なかった出来事を思うと、その変化が切ないですが…。 ルルーシュはルルーシュで父親を憎み、周りはすべて敵だナナリーを守らなくてはと警戒していたのが、少しずつスザクに心を許していくのはもうたまりませんな。2人とも素直じゃないから口には出しませんが、お互いを大切に思っているのがひしひしと伝わってきます。 萌えますね(ぇ!スザクなんて見とれてるところとか結構あるし。あとクールなようでいてドジッ子なのは、昔からですかそうですか。 ナナリーの方は、中盤で予想以上に精神的に危なかったのが分かってびっくりしました。でも考えたら、母を目の前で殺されてるんだから周りを警戒して兄に依存するのは当然ですよね。でもスザクのおかげで少しずつ回復していったのはよかったです。…うん、そりゃ惚れちゃうよね…。 で。枢木首相。多分周りに言われているような人ではなかったんだろうなと予想はしていましたが… 予想以上に黒かった。お前がいなければあそこまで酷いことにはならなかったかもしれないのに!と思わずにはいられません、ええ。 個人的には少し文章が読みにくかったものの、楽しめました。ノベライズとしてはなかなかよかったと思います。 次からアニメ本編のノベライズになるのかな? 離れ離れになったルルーシュたちがどうなるのかなど、これからの展開はアニメを見ていたので知っていますが、それでもどう書かれるのか楽しみです。
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小説:著者名 あ行
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2008.03.15 Sat
1/2のヒーロー 玄武の巻 七穂美也子
百目の巫子、京の平和を乱す!?京都観光を楽しむ聖たちは、死者が集うという鬼市へと迷い込み、現世に戻る際に騒ぎを起こした。名刀・子狐丸の力を借り、冥界と現世を繋ぐ門を無理やり閉じてしまったのだ。それはもともと未完成だった京の結界を歪め、怪異を呼び込む原因となってしまう。その上、古の武将・坂上田村麻呂と出会った聖は、京の結界を完成させてほしいと頼まれて……!? さらなる難題を前に聖が挑む勝負(ベット)の結果は? (カバー折り返しと帯から引用)
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7巻。今更ですが、一応BLなので苦手な人は注意。 相変わらず次から次へと事件に巻き込まれ、大変な依頼を押し付けられる百目の巫子一行。 『鬼市の章』は今回の事件の始まり。うっかり鬼市へ迷い込んだ聖たちが、力技で現世へと戻ってくるわけですが、個人的にはもうちょっと穏便な方法はなかったんだろうかと思ったり。まあ、あの状況じゃ仕方ないかなあ…。門を超えて現世へと戻る聖たちを見送る死者の姿が妙に切なかったです。 『息壌の章』は、鬼市の件が止めとなって怪異が次々と起こる京都を何とかするため結界を完成させようと、結界を歪めている「息壌」というものをどうにかする話。…名前は足の裏だって、今までに誰も考え付かなかったんでしょうか。確かに見るの大変そうだけど。 今回のゲストである坂上田村麻呂と鈴鹿御前のやり取りには萌え転げてしまいましたw いいなーこういう夫婦。坂上田村麻呂は何か可愛く見えたし。 今回の事件で、ますます神社関係の人たちは目の色変えて聖たちを欲しがりそうですね。晴明様のお告げがあるので、しばらくは平気そうですが、そう簡単には諦めないでしょうしねえ…。 一億円を堂々と請求する鷹矢はすごいと思う。色々な意味で(笑)。 恋愛面はというと、聖がいつもの如く何やら悩みまくっていましたが、一応大丈夫そうです。聖のことだから、また後ろ向きに考えそうですが。まあ聖の疑い深いとことかは鷹矢にも原因ありますしねー。頑張れとしか言いようが。 次は、やっと家に帰るのかな? 関連記事:6巻『1/2のヒーロー 九尾の巻』の感想
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小説:著者名 な行
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2008.03.13 Thu
グランドマスター! 道連れは王子さま 樹川さとみ
「それが彼女ののぞみならかなえてやるまでだ。――たとえフラれても、俺はあいつの味方だから」本部の指令を無視して、諸国漫遊の旅を続ける〈黎明の使者団〉。変態美少女総長のシアシーカに振り回されて、若輩団長・ハルセイデスは苦労が絶えない。そんな一行が乗り込んだ客船〈海の泡号〉には、シアシーカの元婚約者・ジェダール王子が偶然同乗していた。美形なのにゴーマンで身勝手で気まぐれなので女性にモテない王子殿下は、まだまだシアシーカに未練のあるご様子で……!? (カバー折り返しとP248から引用)
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『グランドマスター!』シリーズ3巻。 シーカの元婚約者が登場。多少口は悪いものの、予想以上にいい人でした。子供に実は優しいところとか出てきてよかったけど、やっぱりメガホン片手に啖呵きったところが1番かっこよかったです。なかなか苦労しているようですが、彼には幸せになってほしいですね。うん。 今回は客船で航海ということでたくさんのキャラが出てきましたが、皆非常に個性的。話の都合上ちょっとずつしか出番がなかったのが残念です。特に個人的には、メイドたちと船員たちのロマンスが見たかったです。仲はよくないのに、お互い相手を妙に意識してるのがツボでした。 あと空気の読めないバカップル。ローリーVSその父には唖然と言うか何と言うか…状況をよく見ようよ! 女性銀細工師の話もよかったし、無実の死刑囚と死刑執行人はその後が気になりますね。ユリシスの言うとおり、ずっと追いかけっこをしている気がしますが。 ハルさんとシーカも何だかんだ言いつつも、距離が縮まってきているのがいいですねー。ラストのシーンにはニヤリ。シーカにはまだ秘密があるようですが、ハルさんが彼女を支えてあげられるといいなあ…。 ユリシスは色々謎を残したままだから、また登場するのかな。ミトラーダの幹部たちもそう簡単に引き下がるとは思えないし、次もまた荒れるんでしょう。今回出番少なめだった団員たちが活躍してくれるといいなと思いつつ、続きを待っています。 関連記事:2巻『グランドマスター! 呪われた女騎士?』の感想
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小説:著者名 か行
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2008.03.10 Mon
アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭 須賀しのぶ
世界は彼女の目覚めを待っていた!東京から千キロ北東に浮かぶ神流島(かんなじま)。中二の天美陽菜は毎日が息苦しくてならなかった。誰にも嫌われたくない、目立ってはならない、という不安と、圧迫的な軍事訓練の重圧などで疲れ果てていた陽菜は、安らぎを求めて、森の奥にいる「マリア」に会いに行くのだが、そこに見知らぬ少年がやってきて…。目も眩むような奇跡が陽菜の生活を塗りかえる…!? 衝撃のミステリアス・ファンタジー始動! (カバー折り返しと帯から引用)
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去年『流血女神伝』を完結させた須賀先生の新シリーズ。 世界観は現代とよく似ているけれど、昭和の途中から歴史が変わっているパラレル。ある特殊なウイルスが発生したことで「天使病」と言われるものが世界中に大流行し、多数の死者がでる一方で病気を乗り越えた者は人間を主食とする「アンゲルゼ」に変貌。外見は人間と変わらない、特殊な力を持ったアンゲルゼと人類の戦争が起こり、その影響で子供も学校で軍事教練を受けさせられる…という世界です。軍とか出てくるあたりが須賀先生らしいなあ…。 帯の「エンジェリック・ファンタジー」を見ると何やらメルヘンな感じがしますが、実際は殺伐としています。浮上させては落とし、浮上させては落としの連続で須賀先生の容赦のなさを改めて思い知らされた感じ。クラスの雰囲気とかは、キャラの心情がリアルなので余計きますね。 最初は陽菜の性格にイライラしてしまいましたねー。目立たないようにしながらも心の中で不満を言っている姿や彼女の考えは年を考えれば仕方ないし、分からなくもないんですが、それでもうっとうしい!とどつきたくなってしまうんですよ…。でも、これから少しずつ成長していきそうなので期待。 ヒーロー2人については…うん、まあ何ていうか…頑張れ。あと覚野はちょっと言うことがきつすぎると思います。あれぐらいじゃないと陽菜は覚野に依存したままだったかもしれませんが、それでもちょっとねえ…。嫌いじゃないけど。むしろ好きです。 舞台は一応整い、これからどんどん突き進んでいきそうなので続きが楽しみです。…お願いしますよ、コバルト編集部!
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小説:著者名 さ行
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2008.03.08 Sat
ヘブンリー あなたに腹が立つ 野梨原花南
リクトは、誰にも渡さない…!大陸からデュガー魔法院に転校してきたワケあり少女のフォルミカ。フォルトロース党の学園占拠事件を乗り越え、リクトとつきあうことに。しかし平和な日々は長くは続かなかった! 夏休み、みんなで訪れた保養地でフォルミカは、フォルトロース党のキューリック・ジェンセンが脱走したことを知らされる! さらにはリクトのまわりで、ベルムをめぐる陰謀が…!! クライマックス!! (カバー折り返しと帯から引用)
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『ヘブンリー』シリーズ2巻。完結です。 2巻で終わってしまいました。何かなー、最近コバルトで読んでるやつ打ち切りになりやすくてがっくり。またか、という感じです。「新シリーズ!」と1巻で書いてあったのに、2巻で「クライマックス!」って…。 まだまだ続く予定だったのを1冊でまとめたので、やっぱり展開が速くかなり詰め込んであります。一応ベルムのことやジャスラスの正体、そして主人公カップルの行く末などちゃんとまとめてありますが。 ベルムに関しては、20年前の情勢が出てきた時点でそうなんじゃないかと思いましたが、案の定でちょっと拍子抜け。もうちょっと伏線が張ってあったらそうでもなかったんでしょうが…なにぶんページ数が。 主人公カップルについては、フォルミカの途中の行動にちょっと引いてしまいました…。飛び降りようとしたシーンでは、「おいおいおい…」と思ったり。フォルミカには何かついていけず。なので途中から主人公カップルは結構どうでもよくなってしまいました。もっとこの2人が距離を縮めるエピソードがあればまた違ったんでしょうが、なにぶんページ数が。 個人的にはリクトやクローマなどの友情の方が気になりました。特に始めてゲマと会った時の眼鏡のエピソードはよかったです。もうちょっとこのあたりも掘り下げてもらいたかったんですが、なにぶん(以下略)。最後は友情がおざなりになったのがちょっと残念。 ジャスラスは意外にあっさりいい人になったし、女子生徒や先生たちも個性的なキャラが揃っていたのに話の都合上ばっさり出番なくなってたし、やっぱり打ち切りになったのが非常に悔やまれます。 あ、でもキューリックは可愛かったですね! 妙にからかい甲斐があって、かなり好きなタイプでした。 ということで色々残念なんですが、終わってしまったものは仕方ありません。『魔王』シリーズは打ち切りにならないことを祈りつつ、その続きか新作を待ってます。 関連記事:1巻『ヘブンリー 君に恋してる』の感想
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小説:著者名 な行
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2008.03.07 Fri
伯爵と妖精 誰がために聖地は夢みる 谷瑞恵
「必ず結婚しよう。今度会えたときが、僕たちの夜明けだ」エドガーとの婚約を母の墓前に報告するため、スコットランドに里帰りしたリディアのもとに、兄と称する青年ブライアンが訪れる。ブライアンは妖精族フィル・チリースの一人で、残り少ない地上の日々を妹のリディアと共に過ごしたいと言うのだが…? その一方でマッキール家は、予言者を復活させるため、リディアを利用しようと画策していた。エドガーは彼女の危機に、ある決意を固めて…!? (カバー折り返しとP276から引用)
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TVアニメ化が決定した『伯爵と妖精』シリーズ14巻。スコットランド編開始。 うわーうわーうわー…。今回でプリンスが生まれてきた経緯やマッキール家&予言者とプリンスの因縁、予言者の正体の一部、チェンジリングのことなど色々明らかになったわけですが… 最後の展開でそんなことどうでもよくなりました。というのは言い過ぎですが、やっぱり個人的にはリディアとエドガーのことが気になるもので! ハッピーエンドになるだろうとは思っていますが、それでも最後に突きつけられた条件はあまりにも辛い。せっかくあんなにラブラブになったのに…。精神的には今までの中でも1番キツイんじゃないでしょうか。どうなるんだろうなー…。 ニコもいなくなっちゃったし。リディア同様、私もニコはいつまでもいてくれると思っていたので、ちょっとショックです。また出てきてくれると思うんですけど。 ブライアンはいい人だっただけに、退場してしまったのは残念…。パトリックは、大人しめだった前巻とは打って変わってやることが悪どい悪どい。リディアたちの仲を引き裂くのでちょっとムカつくんですが、マッキール家のことを思っているのが分かるだけに嫌いにはなれないです。株下がったけど。 逆に株が急上昇したのはファーガス。前巻も憎めないところがありましたが、いい奴じゃないですか! エドガー×リディア派なので彼の恋は応援出来ませんが、幸せになってほしいものです。 予言者のこととかまだまだ謎はあるし、何よりリディアたちがどうなるのか非常に気になる! ニコの待ち人や教授の意味深な発言など伏線張られていたので、今までの伏線と照らし合わせながら続きを待ちます。早く出るといいな…。 関連記事:13巻『伯爵と妖精 紅の騎士に願うならば』の感想
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小説:著者名 た行
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2008.03.04 Tue
4日の購入本
・伯爵と妖精 誰がために聖地は夢みる 谷瑞恵(集英社コバルト文庫) ・ヘブンリー あなたに腹が立つ 野梨原花南(集英社コバルト文庫) ・アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭 須賀しのぶ(集英社コバルト文庫) ・グランドマスター! 道連れは王子さま 樹川さとみ(集英社コバルト文庫) ・1/2のヒーロー 玄武の巻 七穂美也子(集英社コバルト文庫) ・ 今夜きみを奪いに参上! 忘れられた楽園 響野夏菜(集英社コバルト文庫) ・コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE-4- ZERO 岩佐まもる(スニーカー文庫) ・“文学少女”と飢え渇く幽霊(ゴースト) 野村美月(ファミ通文庫) ・“文学少女”と繋がれた愚者(フール) 野村美月(ファミ通文庫) ・ニコイチ 4 金田一蓮十郎(ヤングガンガンコミックス) ・陰からマモル! 4 まだらさい(アライブコミックス) ・春期限定いちごタルト事件 前 米澤穂信・饅頭屋餡子(ガンガンファンタジーコミックス) ・とらドラ! 1 竹宮ゆゆこ・絶叫(電撃コミックス) ・AQUA 1・2 天野こずえ(ブレイドコミックス) 一気にどばっと買いました。相変わらず買いすぎ…。 『とらドラ!』はアニメイトで買ったので、表紙は不思議の国のアリスですアリス。原作が前から気になっていたので、マンガで読んでみようかと。
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2008.03.02 Sun
“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ) 野村美月
「わたしは二年八組天野遠子。ご覧のとおりの“文学少女”よ」「どうかあたしの恋を叶えてください!」 何故か文芸部に持ち込まれた依頼。それは、単なる恋文の代筆のはずだったが……。 物語を食べちゃうくらい深く愛している“文学少女”天野遠子と、平穏と平凡を愛する、今はただの男子高校生、井上心葉。ふたりの前に紡ぎ出されたのは、人間の心が分からない、孤独な“お化け”の嘆きと絶望の物語だった――! 野村美月が送る新味、口溶け軽めでちょっぴりビターな、ミステリアス学園コメディ、開幕!! (裏表紙とP186から引用)
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『このライトノベルがすごい!』で2年連続10位以内に入っている『”文学少女”』シリーズ1巻。 前から気になっていたんですが、そろそろ完結するという話を聞いてようやく読み始めました。 最初は遠子先輩のせいでやることになったただの恋の手助けのはずが、『人間失格』を真似た手紙がきっかけである事件に関わることになり、二転三転して意外な真実へ…。 明かされた事実、暴かれた人々の想いが切ないです。特に“お化け”の叫びが胸に痛い。 それでもどこか明るいのは、遠子先輩のおかげではないかと。心葉だけだと事件に引きずられて、ずんどこ落ち込むところまで落ち込みそうですが、そこを遠子先輩がしっかり引き上げてくれるので心強いです。説得シーンも遠子先輩らしくてちょっと笑ってしまいました。 全てが解決したわけではありませんが、それでも少しだけ希望があってよかったです。 キャラとしては、とにかく遠子先輩がいい! 天真爛漫かと思いきや、実は気配りさん。いざという時には頼りになるものの、普段はちょっと子供っぽくて仕草が可愛いです。泣きながら心葉の書いた奇怪な(つまりマズイ)小説を食べるところとか可愛いのなんの。 心葉は遠子先輩の前ではクールでいつもツッコミを入れていますが、危ういところもある上に結構グルグルと考えるタイプなので、遠子先輩みたいな人が側にいるのがちょうどいいんでしょう。 心葉のクラスメイトのななせは…「嫌い」とかキツイことを言っていますが、あれは本当は心葉が気になってしょうがないんでしょうねー。時々「好き」がチラッと見えてニヤニヤw 遠子先輩が文学(の味)を熱心に語るところは、描写が上手いため妙にお腹が空きます…。それは置いておいて、遠子先輩は語るのが非常に上手いので、今回のメインであった『人間失格』を含む太宰作品を読みたくなってしまいました。本好きのくせに文学はあまり読んだことがなく、例に漏れず太宰作品も教科書に載っていたのぐらい。でも『人間失格』ぐらいは読もうかなあ…。今度図書館で借りてこよう。 心葉の過去もこれから明かされていくだろうし、おそらく彼のトラウマの原因である美羽(生きてるんですね)もそのうち出てくると思うので先が気になる。話自体もかなり気に入ったので、続きはもちろん読みます。
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小説:著者名 な行
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2008.03.01 Sat
2月のまとめ
せっかくだから、月のまとめをこれからやっていこうかなと思い立ちました。突然。切りよく、1月からやっておけばよかったものを…。 2月の読了数は16冊。感想書いてないのもあります。 後半はそこそこ読んでましたが、前半あまり読んでませんでしたからねー。現在大学休みなのに、いつもと変わりませんでした。 ベスト3は以下。 ◆オペラ・アウローラ 君が見る暁の火 栗原ちひろ → 感想オペラ最終巻。長すぎず短すぎず、ちょうどいいところで綺麗にまとまったと思います。最後が希望に溢れていて秀逸。 ◆君のための物語 水鏡希人 → 感想派手さはなく、どちらかというとちょっと地味ですが、しっとり落ち着いた優しい雰囲気が素敵。第1章は特に。 ◆バカとテストと召喚獣3.5 井上堅二 → 感想短編集。今までで1番笑いました。相変わらずテンション高く、相変わらず皆の思考回路が色んな意味ですごい。そして第3の性別「秀吉」の人は、異常に可愛すぎ。 次点は以下の2つ。 ◆薔薇のマリア Ⅸ.さよならの行き着く場所 十文字青 → 感想いつもよりずっとラブ分が多く、終始ニヤニヤ。特にマリアがアジアンにデレたのがたまりません。 ◆マルタ・サギーは探偵ですか? 6 オスタスの守護者 野梨原花南 → 感想7年の歳月は重いなと思い知らされました。マルタのちょっとした言葉が妙に胸に痛い。でもそれがあってこその最後のシーンは、素晴らしかったです。
まとめ
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