「 2009年07月 」 の記事一覧
2009.07.31 Fri
ラッキードッグ1 ④
今回はジュリオ・ディ・ボンドーネ (24) ネクロフィリアということだったのでクールなヤンデレだと思っていたら、全然そんなことなかったよ! むしろジャン限定の忠犬で乙女だったよ!! 幹部唯一の戦闘員なだけあってかなり戦闘能力高いのに(というか、もう人外レベル)、おずおずと「ジャン…さん…」と呼びかけてきたり、ジャンに話しかけられたら嬉しそうに振り返ったり、可愛すぎる。乙女攻めって苦手だったのに、ジュリオには萌える不思議。 ジュリオルートは、ジュリオが自分の意志で変わっていくのがポイントですかね。ジュリオが情緒不安定だったり2人の価値観の違いもあって、全体的に綱渡り的な危うさが漂っていた気がしました。 そういえば、ルキーノ誕SSでジュリオがルキーノのことを「あいつ」と言っていましたが、ジュリオって大人しい顔してジャン以外には結構態度がぞんざいですよね。自分より7歳年上で筆頭幹部でもあるベルナルドにすら、タメ口だったし。そう考えると、ジャンに対する乙女忠犬っぷりは本当に貴重なんだなぁ…。「ジャンさん大好き」オーラが滲み出まくりです。 他ルートでも、ボスとかそっちのけでジャンの心配ばかりしてたもんな。 以下はネタバレ全開の上超長いだらだら感想。
追記を読む »
監獄編 この辺りは、「ジャンさん大好き」が滲み出つつも、まだそれほどデレデレしてはいないですね。声もまだ硬いし。そして噛み合わない会話。死体安置所の情報を訊き出す時なんて、ジャンさん引いてます。でも、話しかけられて嬉しそうに振り返ったり、なんか可愛いんだよなぁ…。
そういえば、「16歳の時にストリートで~」の話は結局何だったんでしょうか。実際の出会いはもっと前だったわけだし、何を思ってジュリオはこの話を持ち出したんだろう? ジャンが全然覚えてないから本当にすれ違ったぐらいなんでしょうが、このエピソードも明らかにしてほしかったです。
逃亡編 森の泉事件で、興奮している皆をよそに冷静なジュリオ。…うん、ジュリオ、それは最初に言うべきだった! 困ったようにジャンの服の裾を引っ張るジュリオは可愛かったし、皆の様子も面白かったけれど!! あとベルナルドに欲しいものを訊かれた時の、ジャン「チョコレートアイス」ジュリオ「じゃあ俺は……ストロベリーアイス……」にキュン。
エロイベントは、1日目のが衝撃だった…。一見平静そうに見えるけれど表情がなんかヤバイよなーと思っていたら、突然懐中電灯取り出したので飲み物噴きそうになりました。なんという羞恥プレイ! そんな状態で「……綺麗、だ……」と言われてもねぇ…どう見ても変態です、本当に。でもベルナルドに嫉妬しているのには萌えました。いいよいいよー。
デイバン編 このルートではジュリオにひっついてGDメンバーをボコりに行っているので、必然的に荒事に巻き込まれやすくなっていましたねー。ジュリオが銃弾避けたりとチートな人なので、ジャンがイマイチ戦闘面で目立ってなかったけれど…。…というか、ジュリオ強すぎだろ! この作品って他にも強い人出てきますが、ジュリオだけ何か次元が違う気がします。バクシーも大概アレだけれど。
あとGDによる無差別テロは精神的にきつかったです。ルキーノルートの後だったので、特に教会での惨劇には凹んだ…。その後のマリベルたちシスターの報復に出るジャンは怖かった。知り合いを殺されたから当然といえば当然なんですが、普段はどちらかというとお人好しで飄々としているジャンなだけに、淡々と相手を殺したり脅したりする姿が別人のようでした。
ジュリオルートは他ルートの主な敵キャラが勢揃いしていますが、1番の敵は「ジュゥリィオゥ」なボンドーネ氏でしたねー。ジュリオを虐待するし、組織を裏切って裏で色々やってるし、散々振り回してくれたし、ジャンの出生について意味深なことを言っておきながら肝心なことは誤魔化すし、このお爺さんには非っ常にイライラさせられました。そういえば、ベルナルドルートのBADでもいいところで邪魔してきたなこの人!
そんなお祖父様の前になると途端に萎縮してしまうジュリオが見ていて辛かったです。「お祖父様のことを愛している」というのも、心からそう思っているというよりも洗脳されている感じがして余計に。「自分は誰かに支配されていなければ生きていけない」と言っていたから、このお爺さんに依存していたというのもあるんでしょうがね。だからこそ、ジュリオがジャンのためにこのお爺さんに反抗した時には思わずガッツポーズ。
ジュリオに反抗されて計画も潰れて最終的に逃亡したボンドーネ。結局この人がジュリオに愛情を持っていたのかは分かりませんが(私はボンドーネ家を存続させるための道具としてしか見てなかったと思っています)、どうかこのまま引っ込んでいてほしいものです。
あと敵といえば、バクシー。このルートでも出てきていましたが、ルキーノルート以上にジャンへの興味が薄くてちょっと残念。むしろジュリオと闘う方に関心がいってたもんなー。ジャンはジュリオを挑発したりするための道具としてぐらいしか見られてなかった気がする。
このルートでも行方をくらましているので、続編があればまた出てきそうですね。
終盤、連れ去られたジャンを助けに来るジュリオはかっこよすぎ。というか、どうしてこのバイクで無双スチルがないんですか! ぶっちゃけバイクに乗ったまま切り詰めたマシンガンで敵を撃破していくとかチートすぎるんですが、かっこいいからいいのです。なんかバクシーの腹を素手で貫いていた気もしますが、気にしない気にしない。
NOMAL END:Beatitude Blood ジャンはあの後2週間寝込んだとのことですが、まぁあれだけ長時間に渡って暴行を受けていたら当然ですよね。お腹とかを蹴られたジャンの呻き声は本当に痛そうだったもの…。
「ジャンさんじゃなくて、ジャンって呼べ」と言われているのに、ついさん付けしちゃうジュリオにキュン。そしてそんなジュリオに「しょーがねえなあ」と笑いながらキスするジャンにもキュン。しかも最後さり気なく誘ってるしなー! でも個人的には「ジャンさん」の方が萌える…と思ったんですが、HAPPY ENDの最後の「ジャン」でコロッと意見を変えましたw
HAPPY END:二人の記憶 NOMAL ENDからさらに2週間後経ってるだけあって、ジャンも回復した様子。
ジュリオ死亡BADを先に見ていたので、ジャンが昔の記憶について語り始めた時にはかなりテンション上がりました。ジュリオの相槌がまたいいんですよねぇ。ちょっと気まずそうにしつつも、思い出し笑いしている感じが。あの時の少年がジュリオだと気付き驚くジャンに、ジュリオが微笑んで告白するところにはホロリときましたよ。そんなに小さい頃からずっとジャンが好きだったんだから、凄いですよね。片思い歴約20年? 周りからしてみれば物凄く些細なことなのに、それが嬉しくてずっと心の支えになってきたというのは、ジュリオが如何に愛情に恵まれなかったかを表しているので切なくもあるんですが、それだけにこのEND後のジュリオには是非ともジャンと幸せになってもらいたいと思います。
…ところで、直前まで2人のやり取りにホロリときていたのに、出てきたスチルにその感動が一瞬吹き飛んで「ジュリオでかっ!」と思ってしまったんですが…。身長同じぐらいだと思っていたので、あの身長差には驚きました…。
BAD END。
ジュリオがジャンの死体にご満悦なやつ。…うん。ジュリオがネクロフィリアなので、こういうBAD ENDはある程度覚悟していたけれど…凹む…。ジャンを殺された怒りをボンドーネに上手くすり替えられているので、「ジュリオ、ジャンの死体にうっとりする前にやることがあるから!」と突っ込んでしまいました…。
ジュリオがジャンをかばって死亡するやつ。…これは泣いたなー。NOMAL or HAPPYとの違いが、バンカーがあったかどうかなだけなので、余計にやるせないんですよね。しかもジュリオが亡くなった後に、ベルナルドからあの事実を聞かされるし。自分を責め続けるジャンが痛々しくて切ないです…。
恋愛に関しては、ジャンのことが好きで堪らないくせに、「自分はおかしい」から好きになってもらえるはずがないと思い込んで一歩引いているジュリオがもどかしかったです。確かに最初、ジャンは死体に興奮するジュリオを見て引いていたし理解できないとも思っていたけれど、それでも一生懸命歩み寄ろうとしていたのに! それだけに、ジュリオの住処でのやり取りにはホロリときました。特に最中に嬉しくて涙を流すジュリオが。
さり気なくジュリオって変態的なことちょろちょろやらかしているのに、あまりそういう感じがしないのは、やっぱり一途で乙女思考でわんこな印象が強すぎるからだろうなぁ。おかんなジャンも素敵だし、可愛いすぎる。この2人の出会いのエピソードをもっと詳しく見たいよ!
«追記を閉じる
スポンサーサイト
テーマ:BLゲーム - ジャンル:ゲーム
ラッキードッグ1
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.29 Wed
グランドマスター! あらたなる旅立ち? 樹川さとみ
「あいつら全員とあなた、どちらかを選ばなければならないことがあるなら、わたしはあなたを選びます。あいつらを見捨てても」 誘拐された姫総長・シーカをとり戻した〈黎明の使者団〉一行。ミトラーダ修練会も落ち着いて、早々と旅立った使者団が向かったのは、一見平和で鄙びた町だった。ハルセイデスは、その町のミトラーダ支部にいる、ある人物に会いに来たのだが、その人物は法皇に所縁のある男だった。その頃、町では不穏な動きが…!? カタブツ青年団長・ハルセイデスの苦難と世直しの旅、第2章開幕! (裏表紙とP100より引用)
追記を読む »
6巻。新章突入。
前回でミトラーダの内部争いに一応の決着がつき、シーカたち〈黎明の使者団〉は再び旅に。しかしその裏で謎の集団が暗躍し始めていて…ということで、新章に突入した今巻から本筋に迫っていくようですね。
前回シーカが背負わされた過酷な使命を知ったハルさんですが、もう2度と主を失いたくないという思いがあるからか、ちょっと気負い過ぎのような…。得体の知れない敵を相手にする以上何があるか分からないし、使者団メンバーのことも気にしなければいけないから仕方ないといえば仕方ないんですけどねぇ。
シーカはシーカでふざけながらも本心を見せない人だから、2人の緊張感を含んだやり取りには少しドキドキしました。でも、ハルさん、だいぶシーカの言動に隠された真意が把握できるようになってきましたね。見破られたシーカの戸惑いにニヤリ。今のところはまだシーカの方が上手のようですが、この調子でシーカの壁を突き崩せていければいいんじゃないでしょうか。
今回出てきたノイエ。…うん、まぁこの性格じゃ個性的すぎる面々に振り回されちゃうよね。ソーセージで…というところは笑っちゃいけないんでしょうが、思わず吹き出してしまいました。人間テンパると何するか分からないな! 最後に少し前向きになったようですが、ここで退場なんでしょうかね? 法皇と仲いいみたいだし、〈黎明の使者団〉の使命も知ったから、また出てきてくれそうな気もしますが…。というか、せっかくだから彼の「火事場の馬鹿力」を見てみたかったんだ…。
次回はついに中央本庁に着くのかな。一筋縄ではいかない人が揃っていそうです。敵もシーカの存在に気付きつつあるようだし、シラスの謎に包まれた過去もそろそろ明らかになりそうだしで、次回も目が離せません。でもあまりシリアスになり過ぎないでほしいかな。皆でワイワイやっているのが好きなので。
関連記事:5巻『グランドマスター! 姫総長は失業中!?』の感想
«追記を閉じる
テーマ:コバルト ・ コバルト文庫 - ジャンル:本・雑誌
小説:著者名 か行
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.28 Tue
7月のアニメ感想
追記を読む »
PandoraHearts 第17話「懐旧の旋律」 毒飲まされて喘ぐエコーとシャロンがエロい。そしてヴィンセントは黒い。というか、エコーの髪引っ張るの止めなさい! ここら辺見てると、ヴィンセントは本当にエコーのことを「都合のいい道具(玩具?)」としてしか見てないんだなぁとしみじみ思います。
ブレイクとシャロンのやり取りにはニヤニヤ。主従のような、兄妹のような…そんな関係の関係の2人が大好きです。何だかんだ言って、ブレイクもシャロンもお互いのことが大切なんですよねー。しかし、いっつも思うんだけれど、シャロンはハリセンをどこから出してるんだろう…。
そして、エイダキタ――――!! 随分大きくなって…特にあそこが。10年ぶりにオズと再会できて泣きじゃくるエイダ可愛い。良かったね、2人とも。…感動の再会を邪魔するアリスはちょっと空気読もうよと思わなくもないですが、嫉妬するところが可愛かったです。エイダの好きな人については、アニメでは判明するところまでやるのかなぁ…。残り話数的に微妙? ちゃんと26話前後で終わらせるんだったら、そろそろオリジナル展開入ってきそうですしね…。
次回はエリオット&リーオとパスカヴィル組登場! これで役者はほぼ揃ったかな。
戦場のヴァルキュリア 第十七章「精霊節の贈り物」 うわあぁぁああ、イサラー!!
前回のラマールとの買物や今回でものすごく死亡フラグが立っているのを感じてはいましたが、本当にこんなことになってしまうとは…。まだはっきりと決まったわけではないものの、撃たれたのは胸だしなぁ…。…あー、義勇軍サイドで1番好きな女キャラはイサラだっただけに、この展開はショック…。というか、イサラがいなくなったら第7小隊は戦力的にもかなりのダメージだと思うんですが。エーデルワイス号…。
これでウェルキンが成長するのかな? 正直言って今の第7小隊の功績って、イサラと偶然の賜物が殆どですからね…。なんか作中ではやけに持ち上げられてるけれど。しかも上2人は痴話喧嘩してるし、隊員たちは「精霊節なのに戦うの~?」とか緊張感ないこと言ってるし。君たち、状況わかってる!? 戦争してるんだよ!?
あと、いい加減アリシアたちの三角関係に決着つけてほしいんですが。前回の最後が最高潮にイライラしたので、今回はある程度冷静に見れましたが、もうこの人たち何がしたいのか分からなくなってきました。恋愛でうんうん悩んでいる暇はないんじゃないか…?
あー…次回…。イサラの安否だけが気になる…。
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第17話『冷徹な焔』 前作のアニメしか見ていない私には、新章突入してからは先が読めない展開になってきました。
大佐の焔で、ロス少尉が見事な焼死体になりました。……って、大佐ぁあ!? えっ、本当に? フェイクじゃないの? 最初呆然としましたが、最後まで見るとそんな感じがするんですよね…。直前にロス少尉のコミカルシーンがあったし、誰か判別できないほど真っ黒焦げにするというのも周りを誤魔化すためによくある手だし…。あ、でも歯が少尉のものだったんだっけ。うーん、でも大佐やアームストロング少佐の最後の口振りからすると、フェイクに思える…。…結局どっちなんだ! …というか、これで本当に少尉が死んでいたら、私の中の大佐株が急降下なんですが…。
ホムンクルスが大佐包囲網を狭めてきて、大佐も何やら動き始めたので、続きが非常に気になります。でも、次回はエドたちの方がメイン?
«追記を閉じる
テーマ:見たアニメの感想 - ジャンル:アニメ・コミック
アニメ感想
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.25 Sat
ラッキードッグ1 ③
今回はルキーノ・グレゴレッティ (27) はいはいBLテンプレの俺様攻めですねーと思っていたら、態度は確かにでかいものの、気さくで頼れる兄貴で清々しい変態紳士でした。粋なイタリア人そのものって感じ。イヴァンルートはもうかっこよすぎて、監獄編での「女はみんな、俺に惚れるんだよ」に思わず納得してしまいましたよ。 ルキーノルートは、オメルタを誰よりも重要視する彼の心情が明かされる時がとても切なかったです。というか、話が重い…。 ところで、ルキーノルートはルキーノ含めてジャンの金髪に反応する男が多すぎる件について。 というかですね。監獄編で攻略キャラからも「臭い」「洗っていない犬の臭いがする」「近寄るな」と言われたぐらい、ジャンは風呂嫌いらしいですが(デイバン編ではよく入ってるけど)、それで何故ブロードウェイのスターも羨むサラッサラの綺麗な金髪を維持できるのか が聞きたい! お肌も赤ん坊のようなツルツル肌らしいし…ジャンカルロは本当に侮れない男だぜ…。 以下はネタバレ全開の上超長いだらだら感想。
追記を読む »
監獄編 この頃はまだ距離がありますねー。ボスの手紙が来る前なんて、ベルナルドの隣にいるのにスルーされてるし…。ボスの命令だから協力はするけれど、完全には信頼してないよ、といったところでしょうか。
ルキーノはお洒落なだけあって、度々ジャンに「寝癖直せ」「脱獄したら風呂入れ」と言っているのが新鮮。年下組は何も言ってこないし、ベルナルドも1度ぐらいでしたから。まぁ、ルキーノの口振りからすると、本当にジャン臭いんだろうなぁ…。
2回目イベントでは、ジャンがうっかりルキーノの地雷を踏んじゃっていましたが、ルキーノも下手すると地雷になりうることをジャンに結構言っていると思うんですよね。幸いジャンが両親を殺された時のこと全然覚えてないから、ケロッとしてましたが。
逃亡編 脱獄に成功したことで、距離がだいぶ縮まってきた! イヴァンにチクチク責められそうになった時の、さりげないルキーノのフォローにキュン。
食糧探しのシーンでは、「セクシーなイモだな」に飲み物噴きかけたw その後も大真面目になんか色々言ってるし、ジャンでなくても唖然としますよww ルキーノって、時々ずれてますよね。
2日目の夜。ルキーノに手招きされて、特に警戒もせずにひょこひょこついていくジャンに「待て、それは罠だ!」と突っ込んだら、案の定…。最初のはそんなに萌えなかったけど、次のにはちょっと萌えました。ルキーノさん、貴方、「男は趣味じゃない」と言っていませんでしたか? つい先ほど、「男の喘ぎ声は萎えるぜ」とも言っていましたよね? ルキーノは本当にノンケなのだろうか、と疑った瞬間です。
デイバン編 ルキーノルートは他ルートと違って、パーッとお金を使っていた印象が。一応仕事なんですが、豪快な使いっぷりに「そりゃベルの前髪がピンチになるわけだ…」と思ったり。ジャンも幹部に相応しい格好をさせられていて、どんどんピッカピカのルキーノ色に染められていったような…。確実に、他ルートのジャンよりも、このルートのジャンの方がお洒落。
3日目にはバクシー登場! ベルナルドルートでは出てこなかったので、「キタ――!」とかなりテンション上がりました。いっやあー、バクシーの喋り方はものすごく癖になりますね。特に「ルッキィィーノ」は何度もリピートするぐらい。「~だなァ!!」の言い方も。言っていることはもう本当に下品というか、ピー音率を一人で上げ過ぎだろう!というぐらいアレなんですが、バクシー好きです。バクシーが出てくると、緊迫感が出て話が面白くなるというのもありますが。
しかしなぁ、バクシーは思ったよりも活躍しなくてちょっと残念。BAD要員として期待していたのに! ジャンを押し倒した時はかなり興奮したのに!! バクシーを1人で返り討ちにするジャンはものすごくかっこよかったんですが、それとは別にバクシーBADがあっても良かったと思うの…。まぁ、このルートのバクシーは、ジャンに腹3発撃たれて片目もやられてるから、もし再会することがあったらしつこくつけ狙ってくるんじゃないかなとは思うんですが。そのためにもですね、やはりここは続編をですね…。
カチコミは、今回は2人でやっていましたが、死ぬの覚悟でルキーノについて行くジャンにキュン。かっぱらった警官服を着てマシンガンを乱射しながら乗り込んでいくシーンは好きだー。あのスチル、なんか楽しそうだけれど、半分やけくそなんだろうなぁ。警官服は2人とも似合いすぎてて素敵。
全てが終わった後に、ベルナルドたちが駆け付けるシーンも大好きです。ジュリオは本当にジャンしか目に入ってませんね! そしてイヴァンはやっぱりオチ担当w
ルキーノの妻子については…うぅん、重い…。普段が堂々としているだけに、ずっと自分を責め続けるルキーノが見ていて辛かったです。オメルタや組織を重んじる一方で、何よりも信じなければいけないボスを疑い続けていたのかと思うと余計に…。ベルナルドルートを先にやっていたので、こちらはアレッサンドロ親父が裏切っているはずがないのは分かり切ったことなんですが、ルキーノはそんなこと分かりませんもんね。
結局改めて明かされた真相も、ルキーノの心を軽くするものではなかったし。これで怨む相手がいればまだ良かったんでしょうが、2人が殺されたのは事故で、しかも間違って撃った警官たちは精神を病んだりしてもう罰を受けているとなるとねぇ…。
NOMAL END:Gilded City ルキーノみたいなピッカピカの男になるため、ボスに相応しくなるため、ルキーノの後をついて回るなんて、ジャンは本当にルキーノが「憧れの男」なんですね。最後の独白も、本当に「恋している」感じが出ていてニヤニヤ。
そしてルキーノはシャンデリアに押し潰された傷がほぼ治ったようだけれど、改めて考えると、本当にあれでよく死ななかったな。これもジャンのラッキー?
HAPPY END:最高の二人 ボスの座を引き受けてやる気満々なジャンに、こちらもテンション上がったのも束の間。ジャンの独白&訪れたのが墓地だったので、「まさかのルキーノ死亡END!?」と一瞬ドキッとしました。
多分ルキーノはこれからもずっと奥さんたちのことを悔やんでいくんだろうなぁ。それでも、ジャンと一緒にちょっとずつちょっとずつ心の傷を癒していってほしいな。
最後のスチルのジャンはかっこよすぎ。「行こうぜ、リンカーンを待たせてある」というセリフと相まってかなりボスらしかったです。うぅ~ん、いい男2人。
BAD END。
ルキーノがあっけなく死んでしまうやつ。…人間って、本当に些細なことで死ぬんですね。この後ジャンは「自分が殺した」と悔み続けるんでしょうか…。
カチコミで後ろから撃たれて死ぬやつ。本筋の方だと背中にショットガンが入っていたために助かっていますが、こちらではそんなこともなく。ジャンのラッキーは本当に重要ですね。
恋愛に関しては、ジャンの方が先に惚れているのでちょっと新鮮でした。デイバン編の初日から意識しまくりで、上でも言っている通り「恋している」感じが出ていてなんか妙に可愛いんですよねー。そのせいか、殴って喝を入れることはできても、エロ面ではルキーノに強く出られないジャン。トイレのアレも結局許してるし。私、ああいうプレイは苦手なんですが、あそこは珍しいジャンの恥ずかしがっている&涙目の様子に激しく萌えました。ルキーノが興奮するのもわかるよ! でも変態プレイは程々にね!!
«追記を閉じる
テーマ:BLゲーム - ジャンル:ゲーム
ラッキードッグ1
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.24 Fri
購入予定の8月新刊
本 ・7/31 プリンセスハーツ~初恋よ、きみに永遠のさよならをの巻~ 高殿円(ルルル文庫) ・7/31 グランドマスター! 聖都をめざせ 樹川さとみ(コバルト文庫) ・7/31 伯爵と妖精 月なき夜は鏡の国でつかまえて 谷瑞恵(コバルト文庫) ・8/10 烙印の紋章Ⅳ 竜よ、復讐の爪牙を振るえ 杉原智則(電撃文庫) ・8/29 バカとテストと召喚獣6.5 井上堅二(ファミ通文庫) ・8/29 “文学少女”と恋する挿話集(エピソード)2 野村美月(ファミ通文庫) マンガ ・8/1 咎狗の血 7 茶屋町勝呂・Nitro+CHiRAL(B's-LOGコミックス) ・8/4 ぬらりひょんの孫 6 椎橋寛(ジャンプコミックス) ・8/5 金色のコルダ 13 呉由姫(花とゆめコミックス) ・8/6 ゴーストハント 11 いなだ詩穂・小野不由美(なかよしコミックス) ・8/10 のだめカンタービレ 22 二ノ宮知子(KISSコミックス) ・8/12 3月のライオン 3 羽海野チカ(ジェッツコミックス) ・8/19 Do Da Dancin' ヴェネチア国際編 6 槇村さとる(オフィスユーコミックス) ・8/25 少女少年学級団 3 藤村真理(マーガレットコミックス) ・8月下 戦う! セバスチャン 8 池田乾(ウィングスコミックス) 他にも気になっているのあるけれど、一応確定分だけ。マンガ多いなー。 『破妖の剣』はようやく本編再開のようですが、今のところ買う予定はありません。無事に完結したら 、買います。…もうね、他にもキラルとか聖石待っているので、疲れたんだよ…。
購入リスト
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.22 Wed
エフィ姫と婚約者 甲斐透
「落ちるなよ。いつもいつも、お前を拾い上げに行く余裕が俺にあるとは限らねェ。……手の届く範囲なら、なんとかしてやるけどな」 パスカの王女エフィは、隣国ユリオスの若き王レオンのもとに嫁ぐことになった。それは小国の王家の娘に生まれた定め――結婚の形を借り、大国へ恭順の意をあらわす人質となるために。ところが輿入れの旅の途中、エフィは暗殺の危機に! そこを流浪民の占い師である大女のアトゥに助けられる。彼女にユリオスへの道案内を頼むエフィだったが、実はアトゥは……? 恋あり陰謀あり、ドキドキの王宮ファンタジー。 (裏表紙とP234より引用)
追記を読む »
小国パスカの王女エフィ(13)が、大国ユリオスの王レオン(25)に嫁ぐ話。
2人の出会いを描いた「五十枚目の運命」、ユリオスの敵国セードとの講和条約調印式での危機をエフィの機転で回避する「逆転の調印式」、2人の関係にほんの少しだけ変化が生じる「二人の前奏曲」の3編収録。
エフィもレオンも魅力的なキャラでした。
エフィは父に『勢いと度胸はあるが注意力がない』と言われるようなお転婆ではあるものの、自分で考えて行動できるタフで賢い少女。結構騙されやすくて失敗も多いんですが、それでも諦めずに自分の運命を切り開いていくところが素敵。「逆転の調印式」で父の婉曲なヒントに気付いて、海千山千のセード国王と渡り合ったシーンには痺れました。あそこは、状況が分からないながらもエフィに合わせてくれたレオンと、さり気なく助け船を出してくれたパスカ王もグッジョブでしたね。
レオンは柄が悪いし女好きだしかなりの俺様だけれど、頼りになってカリスマ性もある王様。横柄でも実力が伴っているし、意外とエフィのことも気遣ってくれているので、嫌みのない俺様で良かったです。
孤立しがちなエフィと国内外問わず敵が多いレオンなので、「逆転の調印式」まではそんなに甘い雰囲気はなく、婚約者というよりも同志という感じだったんですが、最後の「二人の前奏曲」でちょっといい感じに。
そりゃまあ、ちょっと弱音吐いてみたところに、「レオンを支えられる立派な王妃になるために私頑張るわ!(意訳)」という答えが返ってきたら、ちょっとグラッときますよね。さらにあんな目で見つめられたら、ますますグラッときちゃいますよね。エフィがまだ子供なので思い止まるしかありませんが。「誰があんな扁平胸のお子様にときめくか」と子供扱いしていたレオンですが、少しは意識するきっかけになったんじゃないでしょうか。そのうち余裕ぶって子供扱いできなくなるぜ、王様。
エフィも「あんな人にときめくはずがないわ!」と意地を張っていたけれど、レオンに惚れつつあるのは確実なので、ちょっとずつ2人の関係も変化していくんでしょうねー。2年半後の結婚式までに2人の関係がどうなっていくのか、非常に気になります。続き出てほしいですが…どうでしょうかね。
何にしても、とてもいい歳の差カップルにニヤニヤさせてもらいました!
«追記を閉じる
テーマ:ウィングス文庫 - ジャンル:本・雑誌
小説:著者名 か行
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.21 Tue
最近の購入本
購入リスト
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.20 Mon
ラッキードッグ1 ②
今回から攻略キャラ別感想。 私は誰から攻略するか迷いに迷った末、選択肢の上から選んでいったので、年齢順にベルナルド→ルキーノ→ジュリオ→イヴァン、になりました。全員攻略して思ったのは、年上組は自重しない変態 、年下組は純情一途 だけど、間違ってないよね? ということで、感想トップバッターはベルナルド・オルトラーニ (31) 腹黒眼鏡かと思いきや、実際はちょいヘタレダメエロオヤジだったという。幹部筆頭としては有能だし、頼りになるんですがね! ベルナルドルートは、ベルナルドが幹部筆頭という立場もあってか、「組織のために何を、どこまで犠牲にできる?」といった感じでしたねー。 ところで、皆ベルナルドの前髪をネタにしすぎだよ! どのルートでも度々「ベルナルドの前髪ヤバイよねー」と言われていますが、実際のところどうなんですか? 確かに常に皆のことを気にかけているのを見ると、胃と前髪がヤバそうな気はしますが。 幹部会議の途中ベルナルドに怒ったイヴァンが「なめてんのかこのハゲ! 未練たっぷりなその毛、みんなムシったろか!」と言った時は思いっきり吹いた。子供の喧嘩じゃあるまいしw 以下はネタバレ全開の上超長いだらだら感想。
追記を読む »
監獄編 2回目イベントは、ベルナルドとジャンの仲を「ソドムの仲だ!」と誤解してギャーギャー騒ぐイヴァンに爆笑。うぅん、イヴァンは本当にからかい甲斐があるなぁ…。あと、ここでイヴァンを騙すために一芝居打った時のベルナルドの心境がものすごく気になる。あんなに密着してたんだから、内心ドキドキものだったんじゃないかと。
そして脱獄。
…どちらの方法もベルナルドのトラウマ直撃。 ベルナルドの暗所&閉所恐怖症を知った後だと、なんかちょっと申し訳なかったり。道理で口数が少なかったんですね! 死体安置所ルートの途中で、死体袋が1つ動いて不審に思われていたけれど、あれって今考えるとイヴァンじゃなくてベルナルドだったのかな。本当なら叫び出したいぐらいだったろうに、よく頑張ってくれたものです。…でも死体安置所→16番房ルートで、ベルを何度も軽く生き埋めにしかけたけれど! いや、あれは脱獄方法が派手で面白いし、生き埋めになりかけたジュリオの「大丈夫です(ニコッ)」やジャンの珍しいびっくり顔が可愛くてね…。
逃亡編 1日目の夜に、ジャンを抱き枕にして眠るベルにキュンキュン萌えたー。しかし2日目は…ほら、そんな風にジャンの体まさぐってるから欲情しちゃうんだよ! しかもその後の行動は変態すぎるだろ!! なんかこの辺りは、「男の生理現象だもん、仕方ないよね」と言わんばかりに開き直ってますよね…。ジャンが忘れたことにしてくれたから良かったようなものの、普通だったらドン引きですよ。というか、さすがにジャンも少しショック受けてるし…。本当にベルナルドおじさんは、強引にいやらしいんだからー。そもそも、ジャンへの想いを抑えている状態でそんなことやってたら、欲情するのはわかりきったことだろうに。
デイバン編 ベルナルドルートは、ベルナルドが部屋に引っ込んで指示を出したりしているから、その手伝いをするジャンも自動的に屋内にいることが多かったですね。
為替取引、というかフラン高騰のシーンはものすごく盛り上がりました! ジャンがうっかり電話の邪魔をしてしまったところで、多分そうなるんだろうなぁ…とは思いましたが、実際にそうなるとテンション上がりますね。ラッキードッグの名は伊達じゃないぜ。あと、ベンジャミン氏と腹の探り合いをするジャンはかっこよかった。ベンジャミン氏は貫録のあるキャラだったので、このルートにしか出てこないのはちょっと残念。
デイバン編に入ってからは、ますますベルナルドの立場が微妙なことになっていくので、その辺りはちょっと辛かったです…。確かに結構不審な行動とってるし、GDに知り合いがいると言われたら疑わしく思えてしまうんだろうけれど、ベルが組のことを思って動いているのが分かっているこちらからすると、もどかしくて仕方ない。その辺りを突いてくるデイヴは本当に嫌な男だな!
デイヴとの決着のつけ方は妙にやりきれないものがあるものの、好きです。
んで、ベルナルドルートについて語る時にどうしても欠かせないのが、ナスターシャ。デイヴの尻尾を掴むためにナスターシャを利用したベルナルドの行動は、やっぱり同じ女として最低だなと思わずにはいられないんですよねー…。ある意味かなりマフィアらしい行動と言えますが、そうすると彼にとって彼女は「身内」ではなかったということなんでしょうね…。でもこの2人って、愛情もあるけれど同時にある程度年をとってしまったが故の打算と惰性も感じられたから、この事件がなくても長続きしなかったのかも…。まぁ、彼女の件に関しては最低だとは思うものの、ベルナルド好きです。組のために恋人を利用しておきながら、後悔と未練たらたらな辺り、非常に人間臭いと思います。
ただ…ベルナルドって昔からジャンが好きだったんですよね? あの
粘着質な 「壮大な計画」なんて、よほどジャンのこと好きでなければ考え付かないと思うし。そうなると、ますますナスターシャが可哀想に思えてくるんですが…。ベルがナスターシャのことを愛していたのは確かなんでしょうが、1番好きなのは別の人…となるとねぇ…。ナスターシャはそのことに気付いていたのかな。というか、酒場でのやり取りを見ていると、気付いていたんだろうな。明らかにジャンを牽制していたし。
カチコミは、他のルートと違って
捕らえられたベルナルド(攻)をジャン(受)が助けに行く という珍しいパターンでちょっと笑ってしまった自分がいる。助けられるのそっちー!?みたいな。ジャンが電話を上手く活用してベルを見つけ出すシーンは燃えましたけどね。あとジャンマルコは将来有望だと思うんだぜ。
NOMAL END:in the rain うーんと…ベルナルドはこの時どういう気持ちでナスターシャのところに行ったのかな。さすがによりを戻そうとしていたわけじゃないんだろうけれど(いくらなんでも厚かましすぎる)、約束の金曜日に雨の中ぼんやりと薔薇を持って佇んでいる姿に初プレイ時はもやもやせずにはいられなかったものです…。それを見つめるジャンがまたもやもやに拍車をかけるんですよね。この辺りのジャンって、自分がフラれるの覚悟してたようだし。…もう、ベルナルドがはっきりしないから!
雨の中ヤケ酒飲みながらぶらぶら歩く2人は嫌いじゃないですが。
HAPPY END:歩いてゆく、二人で NOMAL ENDのもやもやをふっ飛ばすかのような、爽快感のある終わり方でした! スチルも本当に2人が楽しそうだし、ここでかかるBGMがまたピッタリなんですよねー。まあ、いい年こいて2人とも何やってるんだかと思わなくもないですがw 特にベルナルド。ジャンはラッキードッグだからいいけれど、ベルのアンラッキーっぷりは半端ないから無茶なことは止めた方がいいよ! 一瞬転落死ENDが頭をよぎっていったのは秘密です。
あとベルナルドの「ジャン、愛してるぞーっ!!」にはかなりビビった。声大きいよ、おじさん! 橋の上で何叫んでるの!! いや、ものすごくスカッとしたけれどね。
あとはBAD END。
まず護衛を頼まず射殺されるやつ。あれは、オメルタ値は高くなるのにラッキーが低いが故に殺されるのが妙に切ないです…。ジャンのラッキーは本当にこの物語においては重要なんだなぁ…。
次にボンドーネたち裏切り者にベルと一緒に射殺されるやつ。…あと少しでジャンとボスの関係が明らかになったのに! いいところで邪魔するなよボンドーネ!!
ジャンがベルナルドからお金を奪って逃走しようとして射殺されるやつ。…これはジャンがものすごく小物っぽくてねぇ…。べル可哀想。
左の扉を開けてしまったやつ。…これはもう見たくないよ…。全BAD ENDの中でも1番心が折れそうになりました…。脱獄BADもそうですが、ベルナルドって悲惨な死に方が多いですよね。他のメンバーと違ってあまり強くないから?
恋愛に関しては、長年の想いを秘めて相手と友達づきあいをするキャラってものすごくツボなので、かなり萌えました。初キスシーンにはゴロゴロ萌え転げた。
ベルナルドって、いつからジャンにそういう感情抱いていたのかな。ボスに「ジャンを弟分に」と申し込んだぐらいだから、最初から好意自体はあったようだし。どんなに仲良くしていても、これまでベルナルドの周りに壁があったのもその辺りが関係してるのかなと思うんですが…。あー、2人の出会い話がものすごく知りたい。
«追記を閉じる
テーマ:BLゲーム - ジャンル:ゲーム
ラッキードッグ1
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.17 Fri
嘘つきは姫君のはじまり 姫盗賊と黄金の七人(前編) 松田志乃ぶ
「賭けものの賞品は春秋党二代目の座。舞台は花の後宮! こりゃ、滅多にできない、贅沢で危険な遊びだね。――五頭領、代理戦争の始まりだ」 「有子姫が、消えたはずの大姫を市で見かけた――。」
そんな思いがけない報せを受けた宮子。神隠しを装い、身分違いの恋人と京を離れたはずの大姫が、なぜ市にいたのか――。真相を探るため、宮子は馨子たちと市に出るが、そこで偶然、美貌の女盗賊・竜田と再会する。大姫の恋人について何か知っている様子の竜田に協力を頼む宮子。しかしそれは、予想もしない大事件への入り口だった…!! (裏表紙とP149より引用)
追記を読む »
4巻。
前回「大姫を市で見かけたよ!」と思わせぶりな終わり方をしていたので、今回は大姫捜しがメインになるのかと思いきや…。市でのちょっとしたトラブルを女盗賊・竜田に助けられ、春秋党の館の一つ・百舌殿で少しの間だけ休ませてもらっていたら、何故か春秋党の後継者争いに巻き込まれてそれどころではなくなってしまっていましたとさ。いやいや、本当に宮子と馨子の乳姉妹はトラブルに巻き込まれやすいですね!
竜田の代理人として宮子は後宮に五衰探しへ、馨子は有子姫や真幸と共に盗賊の館に軟禁。これまで常に一緒だった乳姉妹が初めて離れ離れになってしまいましたが、一人で頑張る宮子の姿が新鮮でした。これまでも一人で奮闘するシーンは多々ありましたが、いざという時は馨子が助けてくれるという安心感がありましたからねー。大丈夫かなと思いましたが、慌てながらも意外に上手く危機を回避しているんですよね。荒っぽい邪魔者が現れたけれど、後編は次郎君も手助けしてくれそうな感じだし、上手くいくかも?
その一方で、百舌殿は次々と殺人事件が起きて不穏なことに。プロローグを見るとあと3人は確実に狙われるわけですが、次は一体誰が犠牲になることやら…。普通に考えたら状況的に五頭領の誰かが犯人ですが、プロローグを見ると女の共犯者もいるんですよねぇ。竜田の部下・佐保がいなくなってるのも気になる。これまでの展開からすると馨子がズバッと事件を解決するんでしょうが、今回は盗賊の隠れ家が舞台なのであまり自由に動き回れないし…。真幸が何気に首突っ込みまくっているから、そこから情報を得るのかな。
本筋は血生臭いことになってきましたが、宮子と次郎君のやり取りは相変わらずこちらをキュンキュンさせてくれますね! 今回も次郎君は積極的。宮子もかなり意識しているし、私はやっぱり次郎君派です。ただ、意味深なあとがきが気になるんだよなぁ…。
でも、今のままだと真幸ENDになった場合納得できないんですよね。優しいし、いざという時はかっこいいですが、何と言っても宮子との絡みが少なすぎるんですよ。宮子が危ない時も、場所が場所だから仕方ないとはいえ、助けてくれるのはいつも次郎君か蛍の宮だし。彼にはもっと頑張ってもらわないと…。というか、真幸は有子姫と微妙にフラグが立っている気がするんだ…。宮子も宮子で、自分の付いている「嘘」を気にしたり、「恋だけで、全てを乗り越えられるのものなのかしら」とか考えているし、どうしても次郎君ENDを期待してしまうんですよね。…実際のところ、どうなんですか先生ー!
次で春秋党編は終了? 大姫のことはその次に持ち越されそうな感じですが、気になるところで終わっているので早く続きが読みたいです。
関連記事:3巻『嘘つきは姫君のはじまり 恋する後宮』の感想
«追記を閉じる
テーマ:コバルト ・ コバルト文庫 - ジャンル:本・雑誌
小説:著者名 ま行
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.14 Tue
ラッキードッグ1 ①
Tennenoujiから発売された18禁BLゲーム。
6月10日に発売されてからチミチミ進め、何とか7月になる前に終わらせることができました!
BLとしてもかなり萌えたし、BL要素を抜きにしても燃えたっぷりでかなり面白かったので、買ってよかったと思います。個人的に、(そんなに数はやってないけど)今までやってきたBLゲーの中でも1番好きかな。
1930年代のアメリカを舞台としたマフィアの話ということだったので、どんなものかと思っていたんですが、予想以上に時代考証やマフィアの描写がしっかりしていましたね~。拷問シーンとかかなり痛そうだったし(「靴下」怖いよ)、orzなBAD ENDも多かったですが。左の扉BADは凹みました…。でも、その分カチコミ時の盛り上がりっぷりは半端なかったです。終盤の展開は、BLであることも忘れて話にのめりこむこともしばしば。
あとキャラが脇役も含めて皆魅力的。特に主人公であるジャンは、普段ゆるゆるだらだらしたノリのいい青年という感じなのに、決めるところはバシッと決めてくれる男前でしたしね! それでいて可愛いところもあるし。攻略キャラたちも、予想とはいい意味で違っていて、皆かっこよくて素敵なキャラでした。ギャップ萌えって、いいよね…。
そんな彼らが繰り広げる恋愛には終始キュンキュンしっぱなし。BLゲームって、大抵1人はあまり萌えない攻略キャラがいるものなんですが、この作品はどれも萌え転げました。どのルートも大好きです。というか、この作品って恋愛を抜きにしてもキャラ同士のやり取りが面白いんですよ。逃亡編での幹部5人の会話は何度も吹き出しましたw
終わってから改めて考えてみると、これだけでもキッチリ終わっているものの、結構残された謎がチラホラありますよね。タイトルの1はナンバリングではなくて犬の鳴き声の「ワン」と最高の意味の「No.1」をかけたものらしいけれど、もしかして続編とか出るのかな。
本当に面白かったので、色々と派生展開してくれると嬉しいんですが、期待してもいいんでしょうか。
ひとまず8月に早速FBとドラマCD出るので、お金貯めておこうっと。
近いうちに攻略キャラ別の感想もあげられたらなと思っています。
テーマ:BLゲーム - ジャンル:ゲーム
ラッキードッグ1
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.09 Thu
鳥籠の王女と教育係 永遠の恋人 響野夏菜
「幾度でもかまいません。繰り返し戻っていらして。必ず、必ずどこにいてもわたしを見つけてください」 王女エルレインの、死とカエルの呪いはなかば解けた。その矢先、父王ラバールが病床に伏してしまった。思いの外、元気な様子だが、教育係兼魔法使いのゼルイークは、エルレインを呪った魔法使いマニエールの気配がするという。呪いの矛先が父王に向かったのだ! 大事をとり、ラバールはエルレインの暮らす離宮で養生することとなったのだが、頼みのゼルイークには秘密があるようで!? (裏表紙とP200より引用)
追記を読む »
3巻。
なんか最終巻っぽいタイトルだなーと思ったら、展開も最終巻のような盛り上がり。あとがきでちゃんと続くと書いていなかったら、「打ち切り!?」と心配になるところでしたよ…。
王様が病床に伏したことで、ずんずん話の核心に迫っていき、ついにエルレインの呪いの裏に隠された真実が明らかに。どうしてエルレインに呪いがかけられたのか、マニエール=セスとは何者なのか、エルレインの母とマニエールの関係とは、等々。おぉ、そういうことだったのかーと納得しました。母の愛にホロリ。
その謎が明らかになるのに伴い、エルレインとゼルイークの距離がますます縮まるのにはもう盛大に悶えましたよ! 特に『月』と『光』の辺りのやり取りは、切なすぎてたまらん。あのゼルイークが声を詰まらせそうになるんですからね。アレクセルも非常に魅力的なキャラなんですが、やっぱり個人的にはこの2人にくっついてほしいなぁ。いくらなんでも、このままでは時の流れに取り残されるゼルイークが可哀想すぎる。
あと、今回はツンデレ幼馴染ローリオが2巻で全く出番がなかったのを取り戻すかのように頑張っていましたね。…見事に玉砕したけど! もう端から勝負にもならなかったというか何というか…。確かにローリオはエルレインへの接し方を間違えていたし、あれじゃあ好意を持ちようがないのも当然なんですが、ちょっと可哀想でした。「優しくすればよかった」と今更気づいて項垂れる姿に同情。
でも、それでカエルになるのはどうなの! そしてカエルのままアレクセルと取っ組み合いになるのもどうなの!! しかも同じくカエルになった王様もどさくさに紛れて参加してるし!! あれは挿絵も相まって爆笑。しかも表紙見ると3匹のカエルはちゃんとどれも顔違うんですよね。ローリオガエルのポーズに吹いたw そして、やっぱり殿下が一番間抜けづ…ゲフンゲフン。
今回でエルレインの呪いについては一段落したけれど、このまま魔王が黙っているとは思えないので、まだ一波乱ありそうですね。どうせなら、ゼルイークの呪いも解くところまでやってほしいです。
次回はサブタイトル的にリオがメイン? というか、前から気になっていたんですが、リオとアレクセルにフラグが立っているような…。今回明らかにリオが殿下に肩入れしまくっていたし、殿下もゴーリーがリオに触れた時妙に焦ってたしなー。個人的には、リオとアレクセルは今の距離が好きなのでちょっと複雑ですが、殿下はこのままだとエルレインにフラれそうですしねぇ…。
関連記事:2巻『鳥籠の王女と教育係 魔王の花嫁』の感想
«追記を閉じる
テーマ:コバルト ・ コバルト文庫 - ジャンル:本・雑誌
小説:著者名 は行
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.07 Tue
今日は七夕
今日は七夕ですが、残念ながら我が家の周辺は雲が多くてあまり星とかが見えず…。 それはともかく、お知らせ。今週と来週はアニメ感想をお休みさせていただきます。今週と来週に、レポート&テストが重なっていてもう勘弁してくれよ状態なんです…。テストはまだしも、どうしてどの先生も同じころにレポートを提出させるのかと小一時間(ry さ来週には大分状況がマシになっているので、そのころにはアニメ感想を復帰させたいですね。そういや、夏アニメがもう始まっているなぁ…(遠い目)。 あ、『戦場のヴァルキュリア』の新OP だけは見ました(本編はまだ)。…ネタバレしすぎじゃね? アリシアがアレなことはこれまでの展開から大体想像ついていましたが、本編で明らかになる前にOPでバラしちゃうのは勿体ないと思います。それ以外は良かったんですけどね。戦闘シーンなんて、本編より気合入っ…ゲフンゲフン。これからはシリアス展開になっていくのかなー…。
未分類
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.04 Sat
身代わり伯爵の求婚 清家未森
「傍にいたいと言ってくれましたね。でも、傍にいてくれるというなら今だけじゃ嫌です。これから先、今だけじゃなくずっとシアランにいてほしい」 リヒャルトに熱烈なキスをされて以来、奇行を繰り返すミレーユ。煩悩を振り払いながら敵国シアランで新米隊員として捜査を続けていたが、劇団員に紛れ、女装で神殿への密使として潜入することに!! 任務を遂行しつつも幽閉された神官長と接触を図ろうとするが、団長に正体を疑われ、事態は驚きの方向に!?
かくして『身代わり伯爵』と捨て身の求愛騒動が巻き起こる!! じれったい2人の恋模様も進展する、注目の急展開!! (裏表紙とP202より引用)
追記を読む »
7巻。
おぉ、なんかやっとリヒャルトとミレーユの関係が進展したような…してないような…?
これまで気をもたせるようなことをしておきながら、妙に煮え切らない態度だったリヒャルトが、ついにミレーユに求婚もどきをしていましたが…素直に喜べないのは、肝心のミレーユが相変わらずの鈍感だからですねぇ。動揺しつつも無邪気に喜んでいたけれど、「リヒャルトを選ぶ」=「アルテマリスの家族のもとへは帰れない」ということだと分かってないよね? さすがに、ミレーユは鈍感、で済ませるには難しい段階になってきているし、いい加減自覚してほしいかなぁ。そんなミレーユも好きなんですが、事態が事態なのでかなりじれったくなってきました。
あとリヒャルトも覚悟を決めたというよりは、無茶なことばかりして心配かけるわ、そのくせ健気なことを言ってくるわなミレーユに色々我慢の限界が来ただけのような気がするんですよねー。なので、「本当にそれでいいの?」と思わずにはいられないんですよ…。
メインカップルの恋模様にやきもきする一方で、第五師団の件は一段落ついたので一安心。…と思ったら、最後の最後に大公が動き出してヤバイことになってきたー!! フレッドが上手くミレーユの身代わりやってくれていましたが、どうも大公は全てお見通しのようですね。ウォルター伯爵も、大公と手を組んでおきながらリヒャルトのためとか何とか言っていて訳分からないし。キリルはポロッと大公のことについて重大な事実を漏らしているし。
シアラン編に入ってからはややスローテンポでしたが、次辺りで話が大きく動きそうなので楽しみです。
関連記事:6巻『身代わり伯爵の潜入』の感想
«追記を閉じる
テーマ:角川ビーンズ文庫 - ジャンル:本・雑誌
小説:著者名 さ行
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.02 Thu
最近の購入本
購入リスト
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
2009.07.01 Wed
6月のまとめ
読了本5冊。マンガは11冊。積読本は減らず…orz
お気に入り2冊。
◆シュバルツ・ヘルツ―黒い心臓― 神々の脈拍 vital.XX 桑原水菜 →
感想 10巻。ケヴァンの秘密が明らかになったり裏切り者が判明したりして、ラムリア編完結に相応しい怒涛の展開で非常に面白かったです。萌え&燃えもたっぷり。…でもこの終わり方はちょっと酷いと思うんだ! 気になりすぎて仕方ないから、早く続きを!!
◆マギの魔法使い 魔法使いは決断中! 瑞山いつき →
感想 最終巻。皆に見せ場を与え、伏線もきっちり回収し、綺麗に終わっていました。逆ハー設定で敬遠せずに読んで正解だったと思う作品です。うん、皆お幸せに! あと腹黒カカシのデレは破壊力抜群。
以下は読書メーターに登録したマンガの感想。長いので隠します。
まとめ
Comment(0) TrackBack(0) Top↑
| HOME |