「 2009年10月 」 の記事一覧
2009.10.30 Fri
火の国、風の国物語6 哀鴻遍野 師走トオル
「神よ! 神よ、神よ! なぜ我々にこのような仕打ちをなさるのです! なぜ我々に一片の慈悲もお与えにならないのですか……!」「ジェレイドどの。王女として、解放軍に命令を下す、軍勢を率いて王国軍とともに、祖国を守るべく戦うのだ」 ともに主張を譲らない和平交渉の場で発せられたクラウディアの提案。すべては民のため――強い意志と揺るぎなき信念が紡ぐ王女の言葉に、北の軍から国を救うべく、王国軍と解放軍は互いの手をとりあうことに。しかし軍備を整える間にも、残虐な北の傭兵軍によって村は蹂躙され、人々は虐殺される。危機に瀕する北の民を一刻も早く救うため、一騎当千の力をもつ〈赤の悪魔憑き〉と〈風の戦乙女〉二人の英雄は互いの命を預け、ついに共闘す! 北の民の命運は今、彼らに託された。 (裏表紙とP339より引用)
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6巻。北の傭兵来襲編。 ジェレイドの策通り、北の連合軍が攻めてきたことで、戦いを止めて交渉をもつことにした王国軍と解放軍。当然どちらも相手の有利に立とうとするわけで、どれだけブリザードが吹き荒れることやらと思ったら…実際にはクラウディアが主導権を握ってましたねぇ。腹の探り合いなら百戦錬磨のジェレイドとカルレーンでさえもいいように翻弄されているのに、ちょっと笑ってしまった。そのおかげで、交渉も落ち着くところに落ち着いたわけですが。本当に、13歳とは思えない王女様だ。 この時にジェレイドが明かした最終目的には驚きました。あー、そういうことだったのかー。本格的な革命を起こすにしても、今の政治体制じゃ話にならないということか。でも、これもこれで相当前途多難だと思うんですがね。ひとまず今回の和平交渉で大きく前に進めたとはいえ、いつ状況が激変してもおかしくないし。 お偉いさん方が色々話しあっている間、北部はどんどん残虐な傭兵に侵略されていくことに。今回の大半を占めていたのが、悲惨な状況に追い込まれていく北部の人々の様子だったわけですが、これがまた読んでいて辛かったです…。家族を守るために、少しでも時間稼ぎをするために、ろくに戦ったこともない農民の男たちが、死ぬの覚悟で槍を持って敵にぶつかっていく辺りが特に。「ねじれ」なんて生々しすぎる…。 それでも傭兵たちは続々やってくるし、愚かな貴族のせいで立ち往生するしで、変わらない現実に絶望するヴェリックたちの心情がしっかり書かれていたので、2人の英雄が現れた時には感動してしまいましたよ。特にアレスなんて、ヴェリックたちの苦労は何だったの?と思うぐらいに人間離れして強すぎるんですが、それでも物凄く安心感がありました。 ムッツリスケベなのに!いやー爽快爽快。いくら今回はサポートに回っていたとはいえ、あの〈風の戦乙女〉すら引き立て役にしてしまうアレス、恐るべし。 次回はミレスデン本軍と激突かな? 巫女姫がかなり手強そうだし、ベアトリスの発言に動揺するクラウディアも気になるし、次も楽しみです。 関連記事:『火の国、風の国物語5 王女勇躍』の感想
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小説:著者名 さ行
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2009.10.28 Wed
ラッキードッグ1 ドラマCD AUTUMN CHANCE
12月末には「WINTER CHANCE」も発売されることが決定し、相変わらず凄い勢いで関連商品が出ているラッキードッグ1。 どのカップリングも大好きですが、最萌えはイヴァジャンなので、今回もゴロゴロ萌え転げさせてもらいました。何だこのバカップル。他のカップリングもだけれど。 ◆イヴァン編 Cold Fever仕事がお互い忙しく、なかなか会うことが出来なかったジャンとイヴァン。久しぶりにイヴァンが本部に顔を出すが、まるで好青年のような態度を取るなど、どうにも様子がおかしい。その原因は……? ◆ベルナルド編 Ring-Ring Backtoneコーサ・ノストラの全体会議に出席するため、ニューヨークに出張することとなったジャン。しかしベルナルドは中継役としてデイバンに残ることになる。ジャンは報告のため、ベルナルドに電話を入れるが、どうも雰囲気がおかしくなり――!? ◆おまけ編 デイバン怪談 真の邪悪そして恐怖『極道西遊記』の収録を終えたジャンたち。車を手配しに行ったアレッサンドロを待つ間、暇つぶしに怪談話を始める。1番手は「もうオチ担当とか言わせねぇからな!」なイヴァンになるが…。 今回は前の以上に各幹部の出番が多くて、本当に楽しかったというか、至る所で吹き出しました。男が寄り集まって些細なことでギャーギャーやっているのが良いですねぇ。何というか、中学生男子がバカやっているかのような微笑ましさ。君たち、本当にいつでも人生エンジョイしているね。
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◆イヴァン編 Cold Fever冒頭の皆の様子に、当然だけれどマフィアでも帳簿等の書類仕事で大変なんだなと思ったり。アレッサンドロ親父との電話によると、役員連中からまたもや食事会のお誘いがあったようですが、ジジイキラー・ジャンは気に入られたんでしょうかね? 純粋に好意だけではないかもしれませんが、誕生日SSを読んだ後だと、少しでも味方が増えてほしいと思います。 好青年イヴァンが登場してからは爆笑しっぱなし。もうイヴァンは「キラリンッ☆」という効果音が入るぐらいに爽やか過ぎて気持ち悪いし、驚いた皆の反応は仕方ないとはいえ酷いし…w 部下にまで、「気持ち悪い、んですが……」とか言われてるしね! 「5ドル拾って浮かれているんじゃないか」なジュリオも何気に酷いけれど、「奴にぶつけておかしくなるような頭があるとも思えん」なルキーノはかなり酷いと思います。どれだけイヴァンをバカだと思っているんだw あと「ジョーク言えるようになったんだな」とジャンに言われて、嬉しそうにしているジュリオ可愛い。 ジャンに「お前がだーいじにしているメルセデスに傷つけちゃった、ゴメンネ(要約)」と言われてからのイヴァンは、ジュリオの「火星人に改造された」説を信じたくなるぐらいに凄いことになっていましたねぇ。一瞬放送事故かと思った。「死んでしまってくれませんか、このオクトパス」は、普段のイヴァンなら「死ね、このタコ!」なのかー。 結局、イヴァンは生まれて初めての風邪で熱出しておかしくなっていたとのこと。ジャンの言う通り、ぶっ倒れる前に自分で気付けよ! 40時間ぐらい看病していたというジャンに、イヴァンへの愛を感じてゴロゴロ。初めてで不安だからとジャンに側にいてほしがるイヴァンにもゴロゴロ。ジャンの優しい「バカイヴァン」にも。 そして当然のごとくエロになだれこむわけで。若いねー。「キスしなければうつらない」と言っていたのに、キスしまくりだし。ぶつぶつ文句を言うジャンに「グラーツィエ」と照れながら礼を言うイヴァンには最大級に萌え転げた。あのイヴァンが、マフィアのくせに「イタリア語苦手」だからと英語オンリーだったイヴァンが! その後の「おやすみ」も声音が優しくてたまらん。ジャンがもう眠りに落ちていたから、言えたんだろうけれど。 翌朝の2人はまさしくケンカップル。ジャンのネクタイを直すイヴァンは本当にオカンだな。最後は、今度はジャンが風邪をひくというベタなオチ。ニヤニヤ。 ◆ベルナルド編 Ring-Ring Backtone最初のトラックは、アレッサンドロ親父含む幹部会議の様子。ジャンが出張でいないからか、明らかにジュリオの声のトーンが低い…。ジャンさんに何かあったら承知しないぞゴルァと言わんばかりだ…ブルブル。ジュリオが護衛についていかないのは「狂犬」だからかと思ったら、ボンドーネ家当主だからでもあるんですね。納得。 ここでバレンタインSSの伏線が回収されてニヤリ。ジャンがあの時助けたのって、アル・カポネだったのか! 言われてみれば外見も、年代も、シカゴの元大物というのも当てはまるもんなー。まさか実在する人だったとは…。そりゃあ、命の恩人であるジャンのファミーリアに手を出せませんよね。彼らが手を出さない理由を幹部が知らないことを不思議に思ったけれど、考えたら当人であるジャンが忘れてそうだしな…。 このルートでもルキーノは2年前のことを敵に突つかれているんですかね? 大丈夫なのかな。アニメイトの特典を聴いていたので、その後のアレッサンドロ親父からベルナルドへのお誉めの言葉にはちょっと吹き出してしまったw ジャンとベルナルドの電話に関しては、まぁ予想通りというか何というか…。最初は離れ離れになっている恋人同士のしんみりした会話という感じだったのにねぇ…。まぁね、妄想大王ベルナルドだしね、最初にブックレットの絵も見ていたしね、かっこいいベルナルドのまま終わるはずがないとは思っていたけれど…。どう聞いても ド変態です、本当にありがとうございました。自分で「変態の…」とか言っちゃってるしなー。 ジャンさんもそんな変態ダメオヤジに律義に付き合わなくていいのよ! 多少文句言っていたとはいえ、まさかジャンがあんなノリノリでやるとは思っていなかったので、ちょっと驚きました。エロ可愛かったけれど! 最後の録音オチには盛大に吹いた。どこまでダメオヤジなんだコイツ! そりゃジャンさんもマジギレするよ!! というか、ジャンが怒っているのはそこじゃないから!! しかも「誰にも聞かせない(キリッ)」が無駄にかっこよすぎて泣けてきたw ジャンは気を張って会議に出席しているというのに…。 派生のおじさんはちょっと調子に乗り過ぎなんだぜ。これはこれで好きだけれど、もっと本編の時みたいにかっこいいところも見せてほしいですw ◆おまけ編 デイバン怪談 真の邪悪そして恐怖『極道西遊記』ってww それぞれの配役はアレッサンドロ親父が決めたようですが、何を思ってこういう配役にしたんだろう…。西遊記の登場人物の経歴を詳しく調べてみたら、ある意味ピッタリではあったけれど。ここでもイヴァンは扱い酷いな。 ジュリオの怖い話は、確かにヤバいと思う。グロ的な意味で。あとジャンさんの「いや、普通は見えねぇよ?」が可愛い。イヴァンの怪談話は皆が横やり入れるせいで結局グダグダに。ジュリオなんて、始まってすぐに「ジャンさん、手洗い行ってきていいですか?」で明らかに聞く気ないしw ルキーノの「オチ担当から出オチ担当にクラスチェンジか」も酷すぎるww 途中イヴァンが半泣きになって、小さく「泣くぞ、この野郎」と言ったのは可愛すぎる。でもね…私でもオチは酷いと思ったよイヴァン…。ジャンに呆れられても仕方ないかな。 アレッサンドロ親父は良い声だなー。「バカヤロ、イヴァンと一緒にするな」や「1本、2本、3本…あぁ、数えきれない…」の言い方が素敵w 親父の怖い話は…髪に危機感を抱く年上組には真の恐怖だったようで。パニックに陥ったベルナルドの叫びが凄い。ルキーノもデコ的にヤバいんじゃないかと思ったら、本人にも自覚はあったんですね! 終わり方がちょっと唐突でしたが、面白かったです。
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ラッキードッグ1
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2009.10.26 Mon
女神の娘の恋歌 暁は伯爵、黄昏は魔王 響野夏菜
キリヤナ。天なる女神(はは)よ。わたしの、あなたの娘であるわたしの声が聞こえる――?パラデール教の司祭・ミーナは、お目付役の怪物(バスコイ)・ギーを連れて、怪異の多いことで有名なグメーラにやってくる。「魔王」伯と呼ばれるナリスフレイと対面するも、噂とは違う穏やかな応対に安堵するミーナ。そう、帰る訳にはいかないのだ……あのことを教えてもらうために。しかし、家令のファランドや村人たちの態度にどこか違和感を覚えたミーナは、その夜、ナリスフレイにそっくりで不肖の弟だと名乗るレイヴェンに出会い――!? 神々の時代をこえて、今、闇の大地に乙女の祈りの歌が響く! (裏表紙とP227・228より引用)
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コバルト文庫で活動中の響野さんによる新作。 祈りの歌を歌うことで「光」を集められる司教ミーナは、魔の大陸に最も近いグメーラに就任。ある目的のためにも頑張るうちに、グメーラやそこを治める伯爵家、そして兄弟の秘密に触れていき…という話。 重すぎず、軽すぎず、どこか神秘的な話でした。妖魔とかも絡んできて割合雰囲気暗めなんですが、主人公であるミーナがそんな雰囲気を払拭するかのように奮闘しているので、気楽に読めましたね。 今回は世界観や登場人物たちの紹介で終わったというか、ミーナがグメーラに馴染むまでがメインだったので、恋愛度は低め。でも、最後的に、次からはちょっと期待しても良いかな? 主人公のミーナは、聖職者なだけあってお人好しですが、同時にかなり逞しいので見ていて面白かったです。迫ってきたレイヴェンの腹を蹴飛ばす辺りなんて、逞しすぎる。仕事熱心なので無茶しがちではあるものの、ちゃんと考えて動いているし空気も読めるので、そこも好印象。 兄のナリスフレイは、礼儀正しく穏やかで責任感が強いせいか、ミーナやレイヴェンに振り回されがちな苦労人…と思いきや、最後の言動を見るに、実は意外としたたか? 弟のレイヴェンは、手が早くワイルドで結構俺様、でも実は寂しがり屋。どちらも魅力的でたまりません。おそらく恋愛に発展するんだろうけれど、2人とも好き(外見だけだとナリスフレイ)なのでどっちを応援すればいいか分からないよ! …ドロドロになり過ぎない程度に、2人とも頑張れー。 家令のファランドやお目付役のギーも良い味出していて好きです。 一応1冊で綺麗に終わっていますが、ミーナの母親や伯爵家の謎がまだ残っているので、続きを読みたいです。この3人の関係がどうなるのかにも興味ありますしね! ミーナは聖職者だし、兄弟はアレなので、かなり複雑なことになりそうですが。
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小説:著者名 は行
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2009.10.25 Sun
ラッキードッグ1 ジャンカルロ誕生日SS「Barred Birthday」
10月10日は主人公であるジャンさんの誕生日。ということで、公式サイトの方で10日から4回に分けてSSが公開されましたね~。公開は26日までなので、まだの人はご注意。
今回のSSは、人気投票でジャンが1位を取ったお祝いも兼ねているので、他のよりもちょっと長めでお遊び要素も満載。個人的には楽しめたけれど、ちょっと最初と最後で纏まりがないのと、オチがやり過ぎなのが気になったかな。EP1に関しては、「まぁ続編か何かに向けての伏線なのかな」と納得できなくもないですが…バンドはちょっと…。なんか無性に恥ずかしくなってゴロゴロ。若いな君たち! 殆どが20代後半だけれど!!
EP1は、ジャンが殺された母とのある思い出を夢で見る話。 EP2~4は、役員会やシカゴのお偉いさん方のちょっかいでやることになってしまった、ジャンの誕生日パーティーという名のお見合い会を如何にして切り抜けるかという話。 ジャン大好きですが、今回のSS特にEP3を読んでますます好きになりました。ジャンさんかっこいいよジャンさん。
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EP1はEP2~4と違ってちょっとシリアス。これが公開された時は、SSでジャンの両親が殺された経緯が明らかになるのかと思って、驚いたものです。違ったけれど。 ジャン母は自分が殺されることが分かっていたみたいだなー。何故か貧しい生活を送っていたみたいだし…てっきりアレッサンドロ親父が援助しているものだと思ってた。デル・モンテ一家惨殺事件は謎が多過ぎる…。ジャンもまだ幼かったから全然覚えていないというし、何が嘘で何が真実なのやら。時期的に「薔薇の粛清」と関係してはいるんでしょうが。 ジャンの出生等が明らかになる続編マダー? EP2~4は、いつの間にそんな話が!と驚きましたが、考えたらジャンはもう26だし、2代目だからむしろ出ない方がおかしいんですよね。でもBLなので…回避せざるを得ないわけです。 EP3はお偉いさん方を相手に割合キッチリとカポをやっているジャンにキュン。心の中でのジャンのツッコミは面白かったけれどw 女の子たちに優しいところや、ラグトリフのことで怒る役員に「今後は、俺に言ってくれ」と返したところでもキュン。ジャンさんかっこいいよジャンさん。 留守にしていた幹部たちが、ジャンの言いつけを守って次々と集結するところは盛り上がりましたねー! うっかり礼服着忘れるイヴァンは相変わらずだなw しかも人前でカポにタメ口。 EP4に関してはちょっと色々と思うところあるんですが、人気投票のお礼SSだと考えるとこれはこれでアリかなとも思います。最後の11730も人気投票のジャンの票数みたいだし。そうなると、最後の(…………サンキュー…………)も読者に向けてなのかな。でも囚人服着て、ボウィック村のバンド演奏再びは恥ずかしいよw 今回はお見合いぶち壊しに成功しましたが、多分これからも結婚話は持ち上がりますよね。数は減るだろうけれど。どうするのかなー。アレッサンドロ親父も結婚していないとはいえ、隠し子(?)がいたからまだ許されていたんじゃないかと思うんですよ。どうもジャンとの関係は、結構知られていたようだし。 あと役員会の連中をあそこまで怒らせて大丈夫なんだろうか。ジジイキラーなので、ジャンのことを気に入っている人も多いんだろうけれど…。 まぁ、何にしても面白かったです。
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ラッキードッグ1
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2009.10.24 Sat
DARKER THAN BLACK ―流星の双子― 第三話「氷原に消える…」
今回も容赦ない展開だったDTB。「彼」については分かりやすいぐらいに死亡フラグが立っていたので驚きはしなかったけれど…それでも惨すぎる…! あんな死に方嫌だー!! …ひとまずロシア編はこれで一旦終了かな。
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葉月たちの罠にかかった黒。この時に能力が消えてしまったようですが、どうも蘇芳のペンダントの中に吸い込まれたような…? その時に蘇芳の目が契約者らしいものになっていたしなぁ。あのペンダントが流星核だとすると、何が起こってもおかしくないし。 オーガスト7は弦馬に完全に止め刺されてしまったので、もう出てこれませんね…。次々エージェントを殺されているMI6は大丈夫なんだろうか。 夢の中で銀はたくさんの死体に囲まれて「さようなら…黒」と呟いていましたが、本当に一体何があったんですか黒! もう、もったいぶらずにさっさと教えてくれよ…。 寝ているところに近づいてきた蘇芳を抑え込むのは、黒の経歴と状況を考えれば仕方ない行動ですが…端から見ると、いたいけな全裸の少女にいけないことをしようとしている変態です本当に(ry 「誰かを殺すくらいなら死んだ方がマシ」という蘇芳に、「平和な子供だな」と返した黒。確かに平和な状況にいたからこその考えだと思うけれど、こういう作品だからこそ1人ぐらい理想論を掲げる人がいても良いと思うんだ。ただ同時に、この作品でそんなことを言っていると、あっという間にあの世逝きになるんですがね…。暴言を吐いた蘇芳を思わずぶっ叩いた黒には「あちゃー…」と思ったり。本当に今の黒には余裕がないんだな。まだ許容範囲だけれど、1期の天然タラシ黒が懐かしいぜ…。 日本へ逃亡しようとした黒たちは、追ってきたFSBのターニャたちと乱闘に。で、黒も分かっていたようですが、予想通り黒の能力は完全に無くなってしまった様子。白の能力を受け継ぐ前から組織の仕事を請け負っていた黒なので、ただの戦闘ならあまり心配はないはず。でも契約者と戦うのなら、さすがに不利ですよね…。実際、ターニャに苦戦してたし。…というか、やっぱりどう見てもGだよアレ…(ブルブル)。 そして猫…じゃなくてマオキタ――!! やっぱりモモンガ・ぺーチャの中に入っていたんですねー。ぺーチャ可愛いんだけれど、あのちょっと間抜けな顔とマオの渋い声がミスマッチで笑える…w 黒が自分を囮にして蘇芳を逃がそうとしているところに、葉月たちも参戦してきてかなりカオスなことに。黒を攻撃しようとしたターニャを止めるために、思わず出てきてしまった蘇芳ですが、この時のターニャの言葉が意味深ですね…。エイプリルが紫苑のことを認識していたので、蘇芳=紫苑ということはないでしょうが、やっぱりただの双子というわけでもないんですかね? あ、でもエイプリルと紫苑が話しているところはなかったから微妙だな…。 そこに、「一緒に帰ろう、ターニャ」とボロボロのニカが。「命は取らずにいてやったのに」というターニャの言葉で、この先の展開が予測できて顔を覆いたくなったよ…。Gに食い潰されて死ぬなんてマジで嫌すぎる…(号泣)! 再会した時にターニャが昔のような優しい態度を取ったから、ニカは余計にターニャを諦めきれなかったんだろうなぁ…。あそこで冷たくされていたら、「ターニャは本当に変わってしまったんだ」と思えたのかも。ターニャの方にしてみれば、蘇芳の居場所を探るために優しくしただけだったんですがね…。 ニカの死を目の当たりにした蘇芳、契約者として覚醒! 観測霊が見えていたから、その前から契約者になっていたようですが…って、ペンダントから銃出てきたー!? 確か黒の究極能力って、物質変換能力じゃなかったっけ? もし黒の能力がペンダントに吸収されたなら、蘇芳はその力で1番身近な武器――銃を実体化させたとか? …物質変換能力ってどこまで可能なの? 蘇芳は対価を払っているから、ただ黒の能力を使っているというのでもなさそうだし…。 死んだ目で「契約者なんて皆死ねばいい」と、ジュライの指示に従って次々発砲する蘇芳。実際に死んだ契約者はいませんが。ターニャのところで手が止まって静かに涙を流す蘇芳が切ないなぁ…。黒が止めたから結局殺さなかったけれど、これから蘇芳はどうするんだろう。そして、黒の誘いに乗ってついてきたジュライは何を考えてるの? MI6の命令なのかな。ドールがいれば助かるでしょうが、味方とはいえないジュライを連れて大丈夫なんでしょうか。 最後、マオに銀のことを訊かれて「俺は銀を…あの女を殺す!」なんて黒は言っているし、蘇芳の精神状態も心配だし、三号機関に勧誘された未咲も心配。未だに黒に執着しているから、情報を得るためについていきそう…。
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テーマ:DARKER THAN BLACK - ジャンル:アニメ・コミック
アニメ感想
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2009.10.23 Fri
ハリー・ポッターと謎のプリンス 上・下 J・K・ローリング
人はなんのために戦うのか…… 悲しみを乗り越えて「選ばれし者」が立ちあがるヴォルデモートの復活が正式に発表されて以降、次々と暗い事件が起き、魔法界は重苦しい雰囲気に包まれていた。そんな中、ハリーたちはホグワーツで6年目を過ごす。授業やクィディッチに励む傍ら、ハリーはダンブルドアの個人教授を受けることに。ヴォルデモート――トム・リドルの過去を見ていくうちに、ハリーはある事実に行き着くが……。一方、魔法薬の授業で、ハリーは「半純血のプリンス」によって書き込みをされていた古い教科書を手に入れる。「半純血のプリンス」とは一体誰のことなのか? そして密かに不審な動きを見せているドラコ・マルフォイは何を企んでいるのか? 謎が明らかになる時、ハリーを悲しい別れが襲う。 (下巻の帯より引用)
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6巻。 このシリーズは1巻の時から追いかけ続けていたんですが、5巻読んだ時に色々モヤモヤしてしまって、6巻はずっと積んだままでした。夏休みに最後まで読む気になって、ひとまず1巻から再読。やっと、ここまできました。読んでみるとやっぱり面白いけれど、長かったなぁ…。 ヴォルデモートが復活して以降は話が重苦しくなってきましたが、今回はその一方で恋愛面が大きく動きましたねー。ハーマイオニーとロンはやっとくっついたか…。一度いい雰囲気になっておきながら、ラベンダーと付き合い始めたロンにはかなりイラつかされましたよ…。正直言うと、ハーマイオニー好きとしてはちょっとロンにはもったいないと思わなくもないですが、結構お似合いなんじゃないでしょうか。ロンにはしっかり者の子の方が良いだろうし。で、ハリーはというと…あぁ、そうくるか。意外でしたが、納得がいったのも確か。彼女の方はそういう素振りを前からチラチラ見せていたしね。 …ところで、今回読んでて思ったんですが、やっぱり日本と海外では恋愛観が全然違うんですね。皆積極的というか何というか…。 本筋の方は、ヴォルデモートがほぼ不死である理由がついに明らかに。2巻の日記とかが繋がってきて、かなり興奮しました。1巻から通して再読した時にも思いましたが、伏線の張り方と回収の仕方が毎度のことながら上手いなと感心してしまいます。まだ道のりは険しいものの、ヴォルデモートを倒す希望が見えてきましたね! ただ、その希望が見えてきたところであの展開が来たのには凹んだ…。あの人が退場するのは予想していたけれど、まさか手を下すのがスネイプとは。影で黙って見つめるしかなかったハリーと一緒に、かなりのショックを受けましたよ…。 スネイプは本当にどっちの味方なんでしょうねぇ。ハリーたちの言うとおり裏切り者のようにも思えますが、ダンブルドアが間違っていたとも思えないんですよね。ダンブルドアは確たる証拠もなしに、無条件に相手を信頼する人ではないし。でもスネイプのジェームズへの憎しみも本物だと思うので…そうなると、後悔していたのはリリーの方…なのかな? 5巻の回想シーンを読んだ時、スネイプはリリーに好意を持っていた気がしたんですよね。「穢れた血」って呼んでたけれど。それ以外に「後悔した」という理由がないし…。うーん…最終巻でこの辺りの謎が明かされるのに期待するしかないな。 最後、平和な世界に別れを告げて、悲しみと憎しみを胸に最後の戦いへ赴こうとするハリーの姿がとても印象的でした。まだ何も知らなかったホグワーツ入学前から、ずいぶん遠いところまで来てしまったなぁ…。分霊箱はまだ4個も残っているし、R.A.Bの謎も明らかになっていない。問題は山積みですが、ハーマイオニーとロンがついてきてくれるのは嬉しいですね。 泣いても笑っても残り1作、この物語がどのような結末を迎えるのか見届けようと思います。…次はバタバタ人が亡くなりそうだな…(ブルブル)。
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小説:海外作品
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2009.10.22 Thu
購入予定の11月新刊
本 ・10/30 シュバルツ・ヘルツ―黒い心臓― 監獄のファラオ 桑原水菜(コバルト文庫) ・10/30 鳥籠の王女と教育係 姫将軍の求婚者 響野夏菜(コバルト文庫) ・10/30 伯爵と妖精 白い翼を継ぐ絆 谷瑞恵(コバルト文庫) ・11/1 宮廷神官物語 王子の証と世継の剣 榎田ユウリ(ビーンズ文庫) ・11/20 火の国、風の国物語8 孤影落日 師走トオル(富士見ファンタジア文庫)
マンガ ・11/10 町でうわさの天狗の子 5 岩本ナオ(フラワーコミックスアルファ) ・11/16 BUD BOY〈番外編〉 春指南 市東亮子(プリンセスコミックス) ・11/17 賢者の石(エリキサ)10 聖地1187 秋乃茉莉(ホラーMコミックス) ・11/18 クロスゲーム 16 あだち充(少年サンデーコミックス) ・11/19 駅から5分 3 くらもちふさこ(クイーンズコミックス) ・11/20 ヴァムピール 4 樹なつみ(アフタヌーンKC) ・11/21 陰からマモル! 6 まだらさい・阿智太郎(アライブコミックス) ・11/25 Landreaall 15 おがきちか(ZERO-SUMコミックス) ・11/27 PandoraHearts 10 望月淳(Gファンタジーコミックス) ・11/27 のだめカンタービレ 23 二ノ宮知子(KC KISS) ・11/30 放課後のカリスマ 3 スエカネクミコ(IKKIコミックス)
11月もマンガが凄いことに。小説はそんなに多くないので、11月は積読本消化に励みたい…な。今のペースだとちょっと無理な気もするけれど。
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2009.10.19 Mon
アークライズ ファンタジア ③
      現在天衝塔ザイフェルトでニコルと再会し、フェリスの宿でレジスタンスと接触したところまで。 ラルクの次に好きだったキャラが旗艦パーセヴァルで退場してしまったので、めちゃくちゃ凹んでます…。初めて見た時から、幸せにはなれなそうだなぁ…とは思っていたので、覚悟はしていたんですがね! まさかあんな状況で死ぬとは思ってなかったので、予想以上に堪えた…。というか、これ人間関係泥沼すぎるだろ! しかも他にも死亡フラグを立てているキャラがいるので、今からガクブルですよ…orz ログレスは、ソリトン鍾乳洞のスクイルと廃都ヒルベルトのバネトゥを入手。 廃都ヒルベルトは出てくる敵が強くて、「他の所にしときゃよかった…」とちょっと後悔。ようやく辿り着いたバネトゥは物理攻撃が効かなくて、さらに後悔。MP回復アイテムは殆ど使っていなかったので、問題はなかったんですがね。詳細見てみたら、開放効果が物理無効だったので、今は手に入れてよかったかなと思います。しかも「守護の角」落としていってくれたし! 他のログレスとはまだ会っていないけれど、その場所に行ってももういないってことは、もしかしてアルスが入手しているってこと? あとここ最近の帝国兵にはウンザリです。油断すると誰かしら戦闘不能になるんですが。というか、雑魚キャラが最近格段に強くなってきてる気が…。 以下はネタバレ満載。
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「ラルクとヴァイス様は異父兄弟だったんだよ!」 「な、なんだってー!!」…と驚きたかったところですが、こちらにはバレバレだったので、「やっぱりねー」と納得。他人の空似で済ませるにはこの2人、髪の色も目の色も 目つきの悪さも似過ぎです。2人が並ぶと一目瞭然。オルキナ教大神殿でのヴァイス様の「ならば、お前も俺に剣を向けるな!」が決定打でしたね。それでヴァイス様がラルクに何故か異常に甘いのにも納得がいったし。ヴァイス様はブラコン。 和平会談時にやっとラルクもそのことを知ってワクワクしていたのに、その直後にあんな事件が起きてしまい、結局兄弟らしい会話が大してなかったのが非常に残念。だからこそ、最後の「我が弟ラルク」が胸に来たんですが。「皇太子ヴァイス」は色々と問題のある人でしたが、ただの「ヴァイス」は家族想いで不器用な人だったんでしょうねぇ…。 というか、ヴァイス様…。 民間人に被害が出るのも構わず侵略を推し進めていたから、いつかは報いを受けるだろうとも思っていたし、志半ばで死ぬタイプだなとも思っていたので覚悟はしていたけれど! まさか誤解でアルスに殺されるとは思っていなかったよ(号泣)!! リアル組が話を聞いてくれないのはいつものことですが、今回ばかりは話を聞いてほしかったです…。「あんなに一緒だったのに 言葉一つ通らない」というかの有名な歌が脳裏を過っていきました…。異父兄を殺したのは親友、2人が殺し合うように仕向けたのは幼馴染とか、どんだけ泥沼なの…。親友→幼馴染→主人公の図が成り立っている時点で泥沼ですが! その後、町の人たちの話を聞いて回ってさらに落ち込んだ。共和国やオルキナの人に悪し様に言われるのは当然ですが、帝国の人たちも反応が微妙なのがちょっと哀しかったです。そしてエレナさんの言葉にブワッと涙線崩壊しかけました。エレナさんの口からもちゃんとヴァイス様のこと聞きたかったなぁ…。話しかけなきゃ、自分からは何も言ってくれないし。 アルスもなぁ…。ヴァイス様を陥れたアデールには特になんとも思わなかったんですが、事実を知っても「それが君の選んだ道なら、僕はついていくだけだ(キリッ)」で済ませたアルスにはかなりイラッときました。今物凄く何か言いたそうな顔してたのに、結局何も言わないのか! そもそも、バトラキテス襲撃がヴァイス様の仕業だと思っていた時はあんなに「兄上は卑怯だ!」と怒っていたのに、アデールは非難しないの!? アルスって色々世界のためとか言っているけれど、それも嘘ではないにしても、結局のところ1番大事なのはアデールなんだよなぁ…。そんなことしたら自分の首絞めるだけなのに。今回敬愛していたヴァイス様を誤解で殺したことも、アルスにとっては相当ショックだったと思うんですよね。まぁ、人の話を聞かなかったのはアルスだけれど。 アデールはそんなアルスの態度をどう思ってるんだろう。バトラキテス襲撃がバレた時、「ねえ、褒めてくれるでしょう?」と言いながら涙を流していたのが引っ掛かる。それに、アデールがラルクに惚れた理由が「どんな時も厳しく、正面から向き合ってくれたから」だし。 本当にこの2人、破滅フラグがビシバシ立ちすぎ…。リアル組は嫌いじゃないだけに、今の状況に凹む…。 逆にラルクとリフィアの方は初々しいですねー。リフィアを連れ戻す時のやり取りにはニヤニヤw あの時のラルク、よく照れもせずに言えたな。その後レスリーたちにからかわれた時は赤くなってたけれど。 イマジナルの定理の真相とか、色々見えてきて話的にはクライマックスが近くなってきたんですかね? 続きが気になるんですが、ニコルに死亡フラグが立っているのが怖い…。おバカキャラがそんなにシリアスな雰囲気出してどうするんだよー。
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テーマ:アークライズ ファンタジア - ジャンル:ゲーム
ゲーム感想
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2009.10.17 Sat
DARKER THAN BLACK ―流星の双子― 第二話「堕ちた流星…」
お酒飲みまくりで荒んだ雰囲気を漂わせている黒に、ちょっとショック。元々1期の最初も目が死んでたけれど、今の荒みっぷりは半端じゃない! 頼むから髭剃って髪も切ってください…。お酒も止めないと、戦闘で体力もたないよ…と思ったら、実際にすぐ息切れしていたし。「黒の死神」と恐れられた男が何でこんなことに!?
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いつか来る試練の時には、引き金を引くのを躊躇ってはいけない。…蘇芳が銃口を向けるのは、誰になるんでしょうね…。あと、やっぱり紫苑の対価は両足の自由を失うことだったのか。でも前回「対価を払い終えた」と言って、今回は普通に歩いていたしなぁ。相変わらず能力も謎のまま。 あと紫苑は、蘇芳のことだけは大切にしているのかと思ったんですが、今回のを見ているとあまりそう思えないですね。自分たちの服装を取り換えることで、追手の目を蘇芳に引きつけて自分はさっさと逃げた感じだし。紫苑だと勘違いされている間は大丈夫でしょうが、バレた場合は黒の言うとおり殺される確率も高いのに…。 黒に捕まりそうになった時に、蘇芳の頭の中に謎の声が聞こえてきましたが、これって猫の声に聞こえるような…。猫は死んだというわけではないから、再登場してもおかしくはないけれど、テレパス能力なんてあったっけ? もし本当に猫なら、モモンガに入ってるとか? 声に従って逃げる途中の蘇芳に接触してきた弦馬は、飄々としていて嫌いじゃないです。「かわいこちゃん」と言っているので、もしかして蘇芳だと気付いているんですかね? 「かわい子ちゃんだから、はりきっちゃうな~」とか言ってたし、いくらなんでも男の子にそんなこと言いませんよ…ね? それじゃあ弦馬がショタコ(ry いや、蘇芳でも色々問題ですが。 弦馬と一緒に行動している葉月はかっこよくて良いですね! 対価が異性とのキスというのはお気の毒です…。好きな人が側にいればいいんでしょうがねぇ…。でも無理矢理キスされた挙句に汚いもの扱いされる弦馬も、その後に口直しとキスされる女の子も大変w 弦馬は役得の気もするけれど。 既に組織の手が回っていて友達にも忘れられてしまっていた蘇芳。でもニカだけはまだ消されていなかったから良かったー。 泣いているのかと思いきや、吠えてせっせと黒を探し出すための行動に出たし、蘇芳は逞しい子。契約者相手にどう戦うつもりだったのかという疑問は、この際置いておこう。…黒が「真っ黒親父」と言われたことにちょっと涙。髭剃ればまだ若いよ! あとポスターの文が酷いw ニカはターニャと会うために軍に行くことに。…この作品では、それは死亡フラグと同義の気がする…! 流星核を見つけるために、蘇芳の体をまさぐりだす黒。女の子の胸を鷲掴みにしちゃいけませんw ここでやっと黒も、紫苑ではなくて蘇芳だと気付いたようですね。そうなると放っておけなくなるところは相変わらずだなぁ。契約者らしく合理的に判断すれば、蘇芳を殺すのがいいと自分でも言っているのに。そういうところが好きなんですけれどね。 2人の前に現れたオーガスト7。銃弾を全部見事に跳ね返したりしていたので強力な契約者キタ――!と思ったら…あっさり黒にやられてしまいましたとさ。薔薇を持ってかっこつけたりと、良いネタキャラになりそうだったのに…。ネタキャラは普通の作品では生き残れても、DTBでは生き残れないということですか。こうなると、エイプリルと連携していたとはいえ、終盤まで生き残っていたノーベンバー11は本当にMI6の最強エージェントだったんだな。惜しい人を亡くしたものだ…。 最後、BK201が消えたという衝撃の展開に。未咲がずっとBK201を観測し続けていたという事実にニヤリとする余裕もなかったよ! 予告にいたから黒が生きているのは確かですが、そうなると葉月たちが仕掛けた罠で黒の能力が消えた(封じられた?)ということなんでしょうか。特殊な契約者である黒には常識があまり通じないからな…。 しかもあの回想は何事!? 銀に何があったんですか! この辺りの経緯が物凄く気になる…が、DVD & Blu-rayの特典でそれをやるみたいだから、TVではサラッと流されそうな気がしなくもない。黒が必死で流星核を求めているのは、CIAに依頼されたからというよりも、銀のため…なのかな? ニカもヤバそうだし、次回も気になって仕方ない。
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2009.10.14 Wed
宮廷神官物語 ふたりの慧眼児 榎田ユウリ
「慧眼児は王のよき助言者。我が麗虎国を導く者。しかしふたりの慧眼児がいれば、時に意見もふたつに割れ、国は混乱に陥ること必定かと」実りの秋、神官書生の天青は、相変わらずのやんちゃぶり。けれど彼の持つ「奇跡の目(慧眼)」は、町中で噂になっていた。次々現れるニセ慧眼児に、頭を痛めた藍晶王子の提案で、本物の「見極め」が行われることに。しかしその場に、不思議な力を持つ少年が現れた!! 第二の慧眼児登場かと沸き立つ人々とは対照的に、仲間が現れたと喜ぶ天青。けれど「本物はどちらか」を選ぶ試験が行われ!? 韓流出世物語、驚き満載の第4弾!! (裏表紙とP168より引用)
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4巻。気付けば前巻読んでから1年以上経っていました…。 今回は新たな慧眼児・羽汀登場、両親が殺された理由を探ろうとした曹鉄が投獄、真の慧眼児選びの試験実施と、次から次へと事態が急転。うぅん、お母さんこと鶏冠の心労がますます凄いことに。しかも天青が敵の策にまんまと嵌ってしまったことで、最後はあんなことになってしまうし…。鶏冠の涙にちょっとホロリときた。でも、どんな時でも真っ直ぐな天青だから、見過ごすことなんてできなかったんでしょうね。天青は本当に良い子だなぁ。 それに比べて、蝶衣夫人&景羅大臣は恐ろしい人たちだ。でも、羽汀を殺してしまえばいいと言っていましたが、そんなことしたら天青呼び戻す機会を与えるだけでは…? その前に天青も抹殺すればいいんでしょうが。 曹鉄の方も困ったことに。何やら彼の周囲もきな臭いことになってきましたが、やっぱり彼のお爺さんが持っていた剣が原因なんですかね。どう考えても、15年前に行方不明になったあの剣にしか思えないし。 …ところで、事件のことを知っているらしい宦官の名前に違和感を抱いたのは私だけ? 確かに韓国によく似た国の物語だから、ああいう名前の人が出てきてもおかしくはないんですが…。 今回は羽汀の件も曹鉄の件も解決していないので、続きが気になります。皆と離れ離れになった天青もどうなるのか気になるし。あの人がついているから大丈夫だと思いますが。逆に王子や鶏冠の方が危ないかも…。 関連記事:3巻『宮廷神官物語 渇きの王都は雨を待つ』の感想
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小説:著者名 あ行
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2009.10.12 Mon
DARKER THAN BLACK ―流星の双子― 第1話「黒猫は星の夢を見ない…」
待ってました、DTB第2期! どうして関東は1日遅れなんだと身悶えするぐらいには楽しみにしていましたー。でも1クールらしいんですよね…。DVD & Blu-rayのリリース情報を見て計算してみたら、確かに1クール分しかない…orz 1期は最初地味な作品でしたが、1クールしかないからか、今回は初っ端から飛ばしてますねー。前半はDTBらしくない青春模様が繰り広げられたりしていたのに、後半はそれを嘲笑うかのような展開。…あ、相変わらず容赦ないな。
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話は前作ラストから2年後。 2期の主人公(?)蘇芳は年相応の溌剌とした少女ですね。2期は蘇芳と、2年前契約者になってしまった紫苑がメインになるのかな。「流星の双子」だし。 ターニャに対するニカの告白シーンにはニヤニヤ。OKをもらって嬉しさのあまり校庭を走り回るニカも、恥ずかしそうに笑っているターニャも可愛いなぁ。青春だ。それだけに後半の展開に凹みましたが。 「タイツだから恥ずかしくないの!」やお風呂でのサービスシーンがあったりと、DTBらしくない前半でしたが、そのままで終わるはずもなく…。 翌日ターニャが契約者に。…ターニャが呼び寄せた大量の虫ってどう見てもG…。うわあああ、好きな子にあんな冷たい態度取られた挙句にこの仕打ち! これ完全にトラウマだろ!! こんな最悪の形で破局なんて、ニカが可哀想すぎる…。しかもターニャの対価は髪を毟ることって、女の子にこれはキツイ…。 研究所の方でも、紫苑がお父さんに「対価はもう払い終えたんだ」と言って車椅子から立ち上がってたけれど、車椅子生活を送るのが対価だったの? そもそも紫苑の能力も謎。 エイプリルvsゴランは迫力あって良かったですが、まさかゴランがこんなに呆気なく退場するとは思いませんでした。良いキャラしてたのになぁ…。対価としてハンバーガーをもそもそ食べているところや、加速し過ぎて木に激突しているところが面白かったのに。その加速能力が逆に仇となって、蜂の巣になっちゃったんですね(ブルブル)。雨なんて単独ではあまり役に立たなそうなのに、こういう使い方もあるのか。 しかしそんなエイプリルも仮面の男には敵わず…って、 本当にここで退場ですかー!? 1期の貴重な生き残りが1話で退場なんて!! いやいやでも実は生きてるんだよ、星が流れたけれどアレはゴランので、エイプリルの瞳孔が開いてるのも気のせいだよ。と思おうとしたんですが、次回予告で見事にその希望が打ち砕かれました…orz しかも殺したのは黒ってどういうこと…。確かに黒は敵には容赦なかったですが、それでも躊躇いなく殺す人でしたっけ? 攻撃してきたエイプリルはまだしも、博士まで殺したというのがなぁ…。あれは声だけで、実際に殺すところを見たわけじゃないからミスリードなのかもしれませんが。 目がものすごく充血していてちょっとやつれた感じだったし、何があったんだろう…。というか、銀はー? 黒を前にした蘇芳がどうするのかも気になるし、未咲たち日本組がいつ出てくるのかも気になるので、次回も楽しみです。
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2009.10.08 Thu
嘘つきは姫君のはじまり 姫盗賊と黄金の七人(後編) 松田志乃ぶ
「――悪党たちの饗宴は終わったわ。血塗れの宴は。せめていまだけでも美しいものを見ましょう、この目を洗う美しいものを」盗賊の館である百舌殿で、連続殺人事件に巻き込まれてしまった宮子たち。一人だけ後宮に戻された宮子は、次郎君の協力を得て「五衰の鏡」探しに奮闘していた。一方、百舌殿では新たな事件が…! その犯人として捕らえられたのは、なんと姫盗賊の竜田だった! 今までの事件にアリバイがないのは彼女だけだというのだが…? 乳姉妹が暴く、衝撃の真相とは!? 波乱を呼ぶ、怒濤の後編……! (裏表紙とP300より引用)
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5巻。百舌殿連続殺人事件&春秋党後継者争い編完結。 他の代理人や次郎君、果ては蛍の宮の協力を得て宮子がせっせと「五衰の鏡」探しに奔走している一方で、百舌殿では不穏な事件が連続発生。様々な思惑を持った人たちが入り乱れ、やがて宮子たちは隠し財産の在処、馨子たちは事件の黒幕に気付くわけですが…。 事件のトリックはともかく、犯人とその共犯者については途中で想像ついたんですが、最後に明らかになった真相は切ないものがありました…。もっと早くにかの人の想いに気付いていたら、結末は違ったものになったのかなと思わずにはいられません。本人的には満足なんだろうけれど。 残念なのは、明らかにページが足りなくて最後の真相暴露シーンが駆け足になってしまったことですね。余韻に浸る間もなかったもんなぁ…。しかももっと馨子がバーンと活躍してくれるかと思ったのに、実際は守銭奴と探偵役分担してたからそこまででもなかったし。盗賊の館でそんな動き回れないのは分かっていましたが、馨子ならやってくれる!と期待していたんですよ…。 百舌殿の方は殺伐としていたので、後宮組のやり取りにはちょっと癒されました。こちらはこちらで、危険な邪魔者が現れたりして平穏というわけでもないんですが、笑いどころが結構多かった気がします。ヤマトタケル作戦とか。今回初めて出てきた代理人も憎めない性格だったし。宮子も一生懸命頑張っていて良かったですしね。パッと閃いただけとはいえ、連続殺人事件の真犯人や隠し財産の在処にも気付いていたし、本当に頑張った。でも、最後の扱いが酷いw せっかく宮子が自力で気付いたんだから、そこはもっと花を持たせてあげてくださいよ先生! あと、蛍の宮は相変わらず良いツンデレ。次郎君がかっこいいのはいつものことですが、蛍の宮もバッチリ活躍していてかっこよかったです。…まぁ、ちょっと可哀想な誤解を受けていましたが。 春秋党のゴタゴタはひとまず片付いたので、次こそは大姫捜しですね! 九頭王の代理人の話からして、鬼人党が関わってくるのは確実? 大姫が登場することで恋愛面もターニング・ポイントを迎えるようですが、宮子はどちらを選ぶんでしょうか…。今回も宮子と次郎君の甘酸っぱいやり取りにはニヤニヤしたので、個人的にはやはり次郎君を選んでほしいところですが、真幸の想いも知ってしまうとそれはそれで辛いものが…。 斎が有子姫からどこまで情報を聞き出しているのかも気になるし、次巻も目が離せません。 関連記事:4巻『嘘つきは姫君のはじまり 姫盗賊と黄金の七人(前編)』の感想
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小説:著者名 ま行
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2009.10.06 Tue
由良Super Pack!! ―由良&Tennenouji描き下ろし&SS集―
由良さんが原画を担当したゲームの雑誌掲載SS&絵を収録したもの。 私はラッキードッグ1と帝国千戦記しかやったことないので、大部分が知らないものでしたが、いいカモになってるなと思いつつ後悔はしておりません。ラッキードッグのSSに萌えたから! それに表紙のジャンさんかっこいいよジャンさん。何でのーとんを摘み持ちしてるのか謎ですがw タバコ似合ってるし、本当に総受主人公とは思えないかっこよさだよなぁ…。初めて見た時普通に攻略キャラの1人だと思ったのが懐かしいよ。 収録されているのはラッキードッグだけだとSS6本。そのうちの4本はCool-B掲載。 ◆若造と俺 (イヴァン×ジャン Cool-B VOL.24掲載)◆ナイフ使いと俺 (ジュリオ×ジャン Cool-B VOL.25掲載)◆ライオンヘアーと俺 (ルキーノ×ジャン Cool-B VOL.26掲載)◆古株眼鏡と俺 (ベルナルド×ジャン Cool-B VOL.27掲載)どれも監獄編の話なので、付き合いの長いベルナルドはまだしも、他の幹部との距離感が微妙ですねー。何だかんだ言って皆ジャンに関心持っているので、これはこれで萌えますが。 あとは描き下ろしのSSが2本。どちらもEND後。 ◆Kings Night(イヴァン×ジャン)◆Night Riders(ジュリオ×ジャン)感想は続きから。ネタバレ含むので注意。
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Kings Night (イヴァン×ジャン)相変わらずな2人にニヤニヤ。この「悪友のような恋人関係」がものすごく好きなんですよねー。 イヴァンはゲームでもそうだったけれど、本当に突然スイッチ入るんだな。ジャンと威勢よくギャーギャー言い合っていたかと思ったら、まさかの「やってくれよ!」。「してえ、今すぐしてえ。しよう」にも吹きましたが、どんだけ余裕ないんですか! しかも、あのホモ嫌いのイヴァンが頼んでくるなんてジャンに完全にハマってるんだなぁ。というか、躾けられた? その後のご奉仕シーンは、ジャンのあまりのエロさにちょっと恥ずかしくなりました。そんな時に上目遣いで見られたら、そりゃあ…ねえ? イヴァンには刺激強過ぎるよね。それに対するジャンの反応にちょっと涙が出た。しかも、その後にも「早○大王」とか心の中で思ってたしw でもラブラブでいいですね! 達した衝撃でしがみつくジャンを、抱きしめ返したイヴァンにキュン。 イヴァンのメルセデス仲間のピロータ氏はなかなかにお茶目なお爺ちゃんで良かったです。喋り方が何か好きだー。…で、ピロータ氏はどこまで気付いているのかな? 本当にあの時隣の部屋でイヴァンといたのが女だと思っているのか、それとも…。気付いてそうな気もしますが、もしそうだとするとかなり恥ずかしいことに…。 隣の部屋にまで聞こえてたじゃねーか!と喚き合う2人には爆笑。しかもベッドの中でまで責任をなすりつけ合っていたって、どんだけ長いこと言い合っていたんですかw あー、やっぱり好きだイヴァジャン。 Night Riders (ジュリオ×ジャン)最初の1/3は、ジャンを狙ってきたギャングどもを返り討ちにするジュリジャン以外の幹部+ラグ。こういうところを見ると、本当にマフィアなんだなぁとしみじみ思いますね。容赦ないです。…というか、ラグが怖いんですが! 掃除屋なだけあって、やっぱり強いんじゃないか!! どうしてゲームでは大人しくしてたんだよ!! いやー、ゲームで活躍しなかったのがつくづく惜しまれるキャラですね。のほほんと言葉を返すところも良いなぁ。周りの状況はかなり凄いことになってますが…。他の幹部もかっこよくて何より。イヴァンのメルセデスはやっぱり最高だぜ! ジュリオとジャンの方はというと…何というか、ジュリオの精神状態がゲーム以上にヤバい気がするんですが…。ジャンへの依存が強くなってる感じ? カポになったジャンは今まで以上に危険な立場にあるし、そんな時に護衛につくこともできずに留守番を任されてしまったら、そりゃあ不安でたまらないとは思うんですが、ジュリオの不安定さはそれだけじゃないんですよね。ジャンが忙しすぎて一緒に過ごす時間が減っちゃったから、不安なんだろうなぁ。だからこそ、2人きりの世界でいつまでもいられたら…と思うんだろうし。これって、一見普通の恋する乙女的思考だけれど、ジュリオは病んでる感が出まくってて恐い。 でもジュリオをめちゃくちゃ可愛がるジャンと、それに泣きたくなるぐらいの幸せを感じるジュリオを見ていると、大丈夫かなと思います。ジャンならジュリオの不安定さを何とかしてくれるだろうし。…と思ったんだけれど、最後の方を読んでやっぱりちょっと不安になった。ジュリオ、生きることに貪欲になろうよ! そんなので満足せずに、むしろ俺がジャンさんを幸せにします!というぐらいの気概を持とうよ!! ある意味、1番この先が気になるカップルです。 …ところで、シカゴで具体的に何があったのさ! シカゴのマフィアと揉めた経緯はそのうち明らかになるんですかね?
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ラッキードッグ1
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2009.10.04 Sun
最近の購入本
購入リスト
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2009.10.02 Fri
9月のまとめ
本は8冊、マンガは7冊読了。 ハリー・ポッターを大学始まる前に最終巻まで読むぞ!と思っていたんですが、全然ダメでした。持ち運びに向かないサイズだから、読み終えておきたかったんだけどなぁ…。 お気に入りは1冊だけ。 ◆薔薇のマリア 12.夜に乱雲花々乱れ 十文字青 → 感想新章2巻目。前半は割合ほのぼのしていてモデル体験でのマリアたちの可愛さや、アジアンとマリアの微妙な距離感などに悶絶。後半はついに戻ってきた宿敵側との戦いが始まり、一気に緊迫した展開に。物凄く気になるところで終わっているので、早く続きを! 感想記事を書いていない本やマンガは、続きの読書メーターのまとめをどうぞ。
まとめ
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2009.10.01 Thu
グランドマスター! 聖都をめざせ 樹川さとみ
「法皇猊下よりのご返答をおもちいたしました、会士どの。猊下におかれましては、〈ミトラーダ修練会〉の意向を快諾され、そちらの姫総長との会見にのぞまれるとのこと」カタブツ青年団長ハルさん率いる〈黎明の使者団〉一行は、法皇からの会見の要望を受け、都を目指して旅立った。道中、ひょんなことから団員のシンドーさんは、信仰されている神・キザヤが、かつては数多いる神の一人にすぎなかったことを知る。そして、闇の勢力も動き出していた。彼らは巫女であるシーカを生贄とし、キザヤ神を倒そうとしているのだ。シリーズ、ついにクライマックスに突入! (裏表紙とP120より引用)
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7巻。 次は中央本庁に乗り込むんだな!と、前巻を読み終えた時に思ったんですが…あれー? まだ着いてさえいないよー? 実際は使者団から離れることになったアスティルが今どうしているかや、法皇からの返答を待っている間の皆の様子とかで大半が占められていました。やっと返答が来たときには、本編の約2/3が終わっていたという…。残りは法皇からの使者と一緒に本庁を目指して終わり。 ということで、法皇との謁見が次に持ち越されてしまったのは残念だったんですが、その代わりにシーカの考えていることがちょっとだけ分かったのは良かったです。ハルさんのお尻を触っていたのにはそんな深い(?)理由が…!と驚きましたが、それでもやっぱり変態ですね、うん。ハルさんの方は恋愛感情はなくても大切に思っているのは本当のようで、シーカを自由にするために物凄く悲愴な決意をしていました。…読んでいるこっちは、シーカ同様笑ってしまいましたが。 シーカはハルさんに自分がからっぽの人間だと知られることが怖いようですが、そういうことを考えられる時点でからっぽじゃないと思うし、そもそもハルさんは気にしないと思うんですがねぇ。この2人は最終的にどういう関係に落ち着くんだろうなぁ…。 クライマックスが近いのか、キザヤ神の真実も明らかになり、闇の勢力も動き始めてきました。どうなることやら。 あとアスティルとヒルダのやり取りにはニヤニヤ。やっぱりヒルダ強いな! 短編『激突!!すちゃらか使者団と砂漠のトラ!の巻』はオチに盛大に吹きました。まだ19歳なのに可哀想なハルさん…確かに女難ですね! 1番のダメージはやっぱりアレだと思いますが、『シーカの♡』も結構ダメージ大きかったのでは。そしてやっぱり、使者団は個性的なキャラが揃ってるなー。 関連記事:6巻『グランドマスター! あらたなる旅立ち?』の感想
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小説:著者名 か行
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